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７月　文月。梅雨明けしたところ、セミの声が聞こえ始めているところもあるでしょうか？　湿度の高い日本の夏には、すっきりしたり、爽やかな気分になったりするものが大活躍。打ち水に涼しさを求めたり、木陰で吹く風にほっとひと息ついたり。。さらにこの夏は、おうちでフレッシュハーブを楽しんで爽やかに過ごしませんか？　ハーブはアロマオイルやハーブティーなどで楽しむ方法もありますが、そちらは専門の方にお任せしまして、「おうち花育」ならではの３つの楽しみ方をご紹介しましょう。

タイム、レモングラス、ローズマリー、ミント、ゼラニウム、ラベンダー…私たちの周りには、香りのよい植物がたくさんあるのをご存知ですね。たとえば「ミント」も何種類かあるので、葉の色・形・香りを比べるのも楽しいもの。とりわけ、ハーブを地植えにすると可愛らしい小花が咲くのも見られるのでお勧めです。「どんな花が咲くのかな？」とお子さまと花の色や形を想像するのも面白いですよ。

花を生けるよりも気軽に・簡単にハーブを生けてみましょう。見た目にも爽やかな器を選ぶのがポイントです。

小さなガラスの器にちょこんと。

まっ白なサラダボウルやガラスの器に浮かべるだけ。

小さく飾って、あちらこちらへ置いてみましょう。もちろん、お手洗いにも忘れずに…

飾ったハーブのそばを通る度に、ちょこっと指先で軽くはさんでみてください。ふわっと香る爽やかな香り。そして、指先には触れたハーブの香りが残っているはずです。いつもは生けてある花を「触らないでね」と言われているお子さまたちにも、このハーブ飾りにはたっぷりと触れさせてあげてください。どうやって葉に優しく触れるのかをゆっくりと教えれば、まるで小鳥やうさぎの背中をそうっとなでる時のように、とっても上手に触れてくれるでしょう。こんな風に香りに触れることが出来るのも、フレッシュハーブをお勧めする理由の１つなのです。

この夏はお気に入りのものを見つけて、「植えて」「生けて」「触れて」、フレッシュハーブをたっぷり楽しんでみてくださいね。