5月。皐月晴れの空に鯉のぼりが元気よく気持ちよさそうに泳いでいます。楽しかった連休もおしまい。母の日が過ぎて、次にやってくるのは…そう!父の日ですね。6月第3週目の日曜日は父の日。今年は多肉植物の寄せ植えを手作りして、パパへの贈りものにしませんか? 多肉植物は葉っぱや茎、それから根っこのところに水分をたっぷりと溜めていて、砂漠や海岸のように乾燥したところでも育つことができます。季節によってピンク・赤・黄色など鮮やかな色の可愛い花も咲きます。「植物の世話って苦手。。」というパパでも大丈夫。強い日差しに気をつけさえすれば、水やりを毎日する必要はないし、意外と丈夫なんです! お子さまと一緒に作れる簡単な寄せ植えの作り方もご紹介しましょう。
2個作って、1個はパパへの父の日プレゼント、もう1個はママと一緒に育ててみるのはいかがですか? お子さまがまだ小さいご家庭はママとパパと1つずつお世話するのも楽しそうですね。
【材料】
・多肉植物(お好きなもの) ・お好みの容器:ガラス瓶(空き瓶など) ・ブリキ缶 ・木箱
・鉢底用ネット ・ごろ石(軽石) ・サボテン用や多肉植物用の土。
【作り方】
・寄せ植えを作る4~5日前から苗の根っこを乾かします(根のない苗の場合は必要なし)
・必要なら容器の底にキリなどで穴を開けます。(穴が開いているほうが根腐れしにくい)
・鉢底用ネットを敷き、ごろ石も入れます。(目安:容器の底から3分の1程度)
・土を入れます。(土は乾いたものを使いましょう)
・苗をお好みで植えつければ出来上がり!
容器にタグを付けたり、リボンを巻いたり、ペンでメッセージを書いたりすれば、グンとプレゼント感がUPしますね。
(おねがい)
根っこを土の中に埋めるところが、お子さまの小さな手では少し難しい場合もあります。その時は大人の方のお手伝いをよろしくお願いします。
私が多肉植物を購入した松井田バラ園さんに教えて頂いた育て方と注意することを、皆さんにもお伝えします。ぜひ参考になさってください。
【置き場所】
・日当たりのよい場所が好き。雨ざらしにしない。
・室内に置きっぱなしにしないで、週の半分以上は日光浴!
・真夏は日中の強い日差しを避ける。
【水やり】
・晴れた日の午前中にたっぷり与える。
・植えつけた後は4~5日に1度水を与える。(もともと根っこのない苗は3週間後)
・余分な水は容器を傾けて捨てる。
・目安は春・秋は月3回、夏・冬は月1~2回。
・回数はなるべく減らし、鉢の土が完全に乾くまで待ち、その後、たっぷりと与える。
花屋さんで買ったり、庭やプランターから持ってくる切り花と違って根っこがある多肉植物。手触りもつるつるしていたり、毛がいっぱいでざらざらしていたり様々です。さらに寄せ植えするためには数日前から根っこを乾かしますから、見た目も手触りもカリカリで枯れているみたいなのです。でも、しっかりと水分を蓄えているから多肉植物たちはとても長生き。冬場は木々の葉っぱのように紅葉するものもあります。「花が咲くのかな?」「もっともっと伸びていくのかな?」 どんな風に姿が変わっていくのかも楽しみのうち。ホームセンターのガーデニングコーナーやネットショップで簡単に購入することができますから、ぜひ寄せ植えにチャレンジしてみてください。そしてワクワクしながら、変化を楽しみながら、ご家族で育ててみてくださいね。
● 松井田バラ園HP : http://homepage2.nifty.com/matsuidarose/index.html
→多肉植物部門のページ : http://plantslife.ocnk.net/
【 おしらせ 】
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西野 佳衣子 【花育士・フラワースタイリスト】
記事テーマ
花に触れている時の子どもたちは、瞳がキラキラしていて穏やかで優しい笑顔…本当に愛らしいのです。花はみんなを笑顔にしてくれます。家族の笑顔があふれるよう、気軽に花を暮らしの中に取り入れてみましょう!親子で過ごすひとときを花と一緒に楽しむため、日本&海外の花行事、季節の旬な花選び、小さなお子さまとも楽しめるアレンジなどもお伝えしていきます。