12月の足音が直ぐそこまで聴こえてきました。あちらこちらで目にするクリスマスディスプレイやグッズに心躍る季節がやってきました。みなさんのおうちでもクリスマスの飾り付けをなさることでしょうね。今年はフレッシュグリーンのクリスマスリースを親子で作ってみませんか?お子さまとの共同作業はとっても楽しくて、優しい気持ちになれるひととき。ぜひご一緒にどうぞ! 今回はまず、お子さまでも簡単に作れるクリスマスリースをご紹介します。
準備するもの :
・リースベース(直径15センチくらい 100円ショップにもある)
・ヒバ、コニファー(ヒムロスギ)、モミなど常緑樹を1~2本
・飾るものいろいろ ・モール、リボン、麻ひもなど
まずはリースのてっぺんを決め、そこに麻ひもなどで輪っかを作ります。これがリースを引っかけるためのフックになります。続いてメインになるグリーンの準備。これは花屋さんで買ってもいいですし、もちろん、庭で育てているコニファーでも構いません。グリーンは5~8センチほどの小房にカットしておきましょう。これをリースベースに留めつけていくのです。
お楽しみの飾りつけ♪ リースのどの辺りにどんな飾りをつけましょうか? リースベースにグリーンと飾りを乗せてみて、作りたいリースのイメージを膨らませていきましょう。こんなふうに絵に描いてみてもいいですね。イメージが出来たら、リースとグリーンを一緒に留めつけていきます。小さなお子さまはモールを使うと留めつけるのが簡単です。あらかじめモールに飾りをつけておくと、グリーンの留めつけ&飾りつけが同時に出来て簡単です。リースの飾りはお散歩途中で拾った松ぼっくりや木の実のほかに、シナモンスティックや真っ赤なトウガラシはいかがですか? 手に入るのであれば、コットン(綿の実)もクリスマスらしく、まっ白な雪や雪だるまのようでおススメです。仕上げに、リースのお好みの場所に好きなリボンを結んだらできあがり! 画像のリースは花育キッズクラスのお子さまのもの(年中児)。赤い羊毛フェルトがとても暖かな雰囲気を出していますね。
グリーンを切り分けたり、モールに飾りを付けたりするところは少し難しいので、ママ・パパが手伝ってあげてください。でも、お子さまが作るリースですから、グリーンの葉先があっちこっち向いていてもOK!とにかく思うままに楽しく作っていきましょう。
1年を通して豊かな緑の葉をつけている常緑樹。冬が長く暗いヨーロッパでは、そのグリーンを森から切りだして運び、家の中でクリスマスツリーやリースとして飾ることで、森の緑の持つパワーがうちの中いっぱいに広がると考えられています。私たち家族もウィーン在住の頃、それを真似してみたくて、モミの木売り場でフレッシュなモミの木を買ったことがあります。飾り付けている間、手に触れるしっとり・ひんやりした葉っぱの感触と、朝起きて、ツリーのある部屋に一番初めに入った時の瑞々しい青々した香りの芳しかったことは、今でも直ぐに思いだせるほどです。そういう感覚を、「おうち花育」を楽しんで下さっている皆さまにも感じて頂きたくて、常緑樹で作るクリスマスリース作りをご紹介することにしました。リースは11月から準備しても色は褪せずグリーンのまま。葉っぱは少しずつ乾燥してカリッとしますが、そんな変化も併せて楽しんでもらえれば嬉しいです。
次回はママ・パパが作るクリスマスリースをご紹介しますのでお楽しみに☆
☆ロワゾ・ブル クリスマスワークショップ2014のお誘い☆
今年のクリスマスはご自分で作ったリースで迎えませんか?
フレッシュなエバーグリーンをたっぷり使ってリースを作ります。
エバーグリーン(常緑樹)はこの時期に作ってもクリスマスまで色鮮やかなまま。
深いグリーンの香りがとても清々しくて、リースを作っている間も、
おうちに飾られてからも、シアワセな気分に浸って頂けることと思います。
ご参加お待ちしています☆
【大人のための花クラス】
1)11月27日(木)11:00~13:00
2)12月 3日(水)11:00~13:00
3)12月 4日(木)11:00~13:00 残席3
【キッズクラス】
12月14日(日)13:00~14:30 残席わずかです
・場所:神戸市中央区北長狭通2丁目7-12 PMPTビル 3F
スタジオ ARTRIUM (Office Creative Source)
・対象 【キッズクラス】1人で正しくはさみが扱える3歳以上のお子さま
・持ちもの ハンドタオル、持ち帰り用の袋
・レッスン料
大人のための花クラス 4000円
キッズクラス 2500円
☆お申し込み、お問い合わせのメールはこちらまで→haneyasume@cou.petit.cc
☆ロワゾ・ブルHP→http://haneyasume.petit.cc/
西野 佳衣子 【花育士・フラワースタイリスト】
記事テーマ
花に触れている時の子どもたちは、瞳がキラキラしていて穏やかで優しい笑顔…本当に愛らしいのです。花はみんなを笑顔にしてくれます。家族の笑顔があふれるよう、気軽に花を暮らしの中に取り入れてみましょう!親子で過ごすひとときを花と一緒に楽しむため、日本&海外の花行事、季節の旬な花選び、小さなお子さまとも楽しめるアレンジなどもお伝えしていきます。