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お子さまの健やかな成長を感謝しながらお祝いする七五三。１１月に入ると晴れ着でおめかしして神社でお詣りなさっているお子さまと、そのご家族の微笑ましい姿を見ることが多くなりますね。そんなハレの日を、花飾りとともに思い出に残るものにしましょう。可愛くて簡単で、どなたにも気に入って頂けること間違いなし！のフラワーケーキを作ってみませんか？

用意するもの：

・ミニサイズ→デザートカップ（プリン型や小さなカップでもＯＫ）、お菓子の空き缶など

・花　　２～３種類　（実ものや小さな葉ものもとり混ぜて）

作り方はとても簡単。花を短めにカットして、水の入ったカップに入れるだけでとても可愛らしいフラワーケーキの出来上がりです。フラワーアレンジメント用の吸水スポンジ（オアシス）を使って作る方法もありますが、「おうち花育」では家にあるものを使い気軽に花を活けて楽しんで頂きたいので、あえてオアシスを使わずに作ります。

まずは器はプラスチック製よりも、できれば少し重さがあって倒れにくいガラスや陶器のものがいいですね。それから花はカップの高さに合わせてカットしましょう。一気に短くカットするよりも、少しずつ短くするほうが失敗は少ないです。そして花選び。クリームみたいに見える花、フルーツみたいな実ものなどをとり混ぜて２～３種類を用意しましょう。花びらが幾重にも重なり、もこもことして扱いやすいのはカーネーション。季節のマム（菊）も国花ですし、「菊を飾ると良い子に育つ」と言われますから、七五三にふさわしい花の１つでしょう。スプレーバラやヒペリカム（実）も可愛らしいですね。花の色はお子さまたちが好きな明るくて優しい色合いのものを選べば、お子さまはもちろん、どなたにも喜ばれると思います。ホールケーキのように少し大きなフラワーケーキを作る時は、お菓子の空き缶などに花を入れていきます。花を短くカットしているので、花を缶へ入れるのが少し難しいかもしれませんが、缶いっぱいに花が入ればお互いに支え合ってくれるので大丈夫ですよ。

フラワーケーキをお子さまと一緒に作るのも楽しくておススメです。デコレーションするみたいに２人で好きな花を好きなカップや空き缶に入れていきましょう。ケーキのように丸くできあがりますように…！

七五三は大切なお祝いですから、その時だけの生花ではなく、記念に残るものを…と思う方もいらっしゃるでしょう。確かにそれもステキなアイディアですね。でもどうぞ、生花の持つひとときの美しさを七五三のお祝いの席に添えてみてください。自然が作りだした美しい色、瑞々しい手触り、優しい香りがお子さまたちの可愛らしさをひときわ輝かせてくれるでしょう。生花で作ったフラワーケーキはずっと残るものではありませんが、思い出の中では美しく咲いたままでいてくれるはず。「わたしの・ぼくの七五三の時、お花でケーキを一緒に作ったね」「お花のいい香りがしたね」「みんながお花のケーキを喜んでくれたね！」　数年後、お子さまからこんな言葉が聞けると嬉しいですね！