ハッピー・ノート.com

近頃は秋の声が聞こえ始めると、ハロウィングッズやディスプレイ、それにハロウィンパッケージのお菓子を街で見かけることが多くなりました。おうちでも同じようにお菓子やデコレーションをするのも楽しいけれど、『花を飾る・贈る」きっかけ見つけた！』で書いたように、日本や海外の行事やおまつりをちょっとした花で飾る「おうち花育」スタイルでハロウィンを迎えてみませんか？

ハロウィンと聞いて思い浮かべるのは何色ですか？　オレンジ？　ブラック？　パープル？

ハロウィンカラーの花をおうちに飾ってみましょう。種類なんて気にせずに！　もちろんママの好きな花、お子さまの好きな花を１本ずつでも構わないのですよ。玄関に、お部屋の中に、それからテーブルの上にもハロウィンカラーの花や実を飾りませんか？

花育クラスで子どもたちに人気のあったハロウィンカラーの花をご紹介します。お子さまとの花選びのお役にたちますように。

【ケイトウ】　ケイトウは鶏頭と書きます。ニワトリのとさかのイメージ。もこもこなのはカボチャみたい。ふさふさした種類は魔女のほうきのよう。（下の画像は花育キッズクラスの生徒さんの作品です）

【ピンクッション】　名前のようにしっかりと弾力のある花。痛くはないのでご安心を。

【カーネーション】　母の日の主役のイメージですが、明るいオレンジ系のものは子どもたちの人気もの。

【実もの】　（バラの実（上）ビバーナムコンパクタ（下））　つややかな紅い実は秋の実りのしるし。

ぱっくり開いた大きな口、ギラギラ光る眼。カボチャの中身をくりぬいて作るJack-O-Lantern　ジャック・オ・ランタン。 昔々、悪魔と取引きをしたジャックという男はあまりにもずるがしこかったので、死んでから天国へも地獄へも行けなくなってしまいました。ジャックの霊はランタン（灯り）を持って、この世とあの世をウロウロしているのですが、そのランタンこそがジャック・オ・ランタン。昔々はカブをくりぬいて作っていましたが、ずっと後になり、くり抜くのが簡単なカボチャに変わったそうです。

ランタン用のカボチャはお店などで買うことができます（☆）　ジャック・オ・ランタン用に大きなカボチャを買ってきて、お子さまと一緒に中身をくり抜くところからやってみませんか？　目や口のところをくり抜くのが難しければ、マジックで描いたり、シールを貼ったりしてもいいですね。ちなみにこちらの画像は、我が家の子どもたちがパパと一緒につくったランタンです。（中にはティーキャンドルを灯しています）

「大きなカボチャはちょっと…」という方は、「おもちゃカボチャ」と呼ばれるミニサイズのカボチャはいかがですか？　ベランダのプランターの間にちょこんと並べたり、庭のあちらこちらに転がしておくのも楽しいですね。お子さまに、毎日、カボチャの並べ方を変えてもらうのも、ちょっとしたゲームのようで面白いのではないでしょうか？　お部屋の中ならバスケットやお皿などに無造作に積み上げたり、秋の花と一緒にディスプレイすれば、その場がぐんとハロウインっぽい雰囲気になります。

ハロウィンは日本でまだ馴染みが少ない分、形から取り入れることも多いですね。それはそれでとてもカラフルで心躍るものですが、「おうち花育」をおすすめしている私としては、秋の実りでおうちの中を満たし、ハロウィンらしい花飾りをして、それを愛でて楽しんで頂きたいなと思います。花や草木がとても美しく、木の実や野菜がたっぷり実る豊かな秋。そんな季節にあるハロウィンを気軽に簡単に花や実で飾ってお子さまと楽しんで下さい。Trick or Treat !!　もしも小さなおばけくんたちがお菓子をもらいにおうちを訪ねてきたら、ステキなハロウィンの花飾りにビックリしてくれるかもしれませんよ。