「我が子が練習しない」これは、ピアノレッスン受講者の親なら良く言う話なのかもしれません。
ピアノをもし、幼児から習っている場合、小学低学年から学ぶ場合、練習コツコツのお導きは親によります。先生は週に会って2回?ほとんどは1回ですよね。
前にも話したように練習を習慣にしていくには、おうち練習が欠かせません。ピアノを習い始める前にピアノは毎日練習をするという習い事であると言う説明をもしお子様がわかる年齢であるならしておいてから、本当にピアノを習いたいかを確認して体験レッスンに行かれると良いかと思います。
仮に4歳くらいの子であったと仮定して話をしてみますね!
レッスンがスタートして、初めての宿題をいただいた時に必ずさせる事です。宿題をいただく、するという週間をまずは3ヶ月は最低でも親の管理の元してみてください。
必ず1日のサイクルの中のどこかにピアノの練習時間をいれます。あくまでピアニストを目指すならそうも言ってられませんが、めやすは、年齢✖️10倍。つまり4歳なら40分です。
でも、現実4歳の子全てが40分ピアノ に向かうことができるでしょうか?きっと難しい子もでてくるはずですね!
その場合は、まずは親子共に無理のないよう短い時間からの練習をしてみてください。
15分、リズム刻む、ソルフェージュをする、譜読みをする、音を覚えるフラッシュカードをする、ピアノ に触るとなるとあっという間に15分経ちますよ!ご自身がピアノ を習ってないお母様であるなら、師事されている先生に練習の仕方をお尋ねしてみると良いでしょう。
しばらくそれを継続して、余裕が出てきたら、例えばお母様より、お子様が早く起きる、ご飯を作っている間、待っている間に、フラッシュカードで音読みをさせる、ピアノ を復習させる、そう言う隙間時間を大切にしてみると良いです。
今は共稼ぎのご家庭も多いので、おかあさんの仕事というのは膨大な仕事量ですよね。「ピアノ 練習させるのがきつい!」そんな日もあるかもしれません。
そのためには早く練習を自立させることが大切です!!最初の1年はまずはお母様も気合いをいれてください。特にコツコツと普段から取り組みができるお子様からすぐに習慣も付きますが、ドリルや勉強などもなかなかしない、集中力がなかなか続かない、ゲームばかりしている、そのようなお子様の特徴がある場合は覚悟をしてしないと、なかなか練習の習慣がつかないのは当たり前ですよね。
本当に趣味でピアノ を弾けるようにしたいのであれば、きちんとコツコツを最初の段階で導くことが大切ですよ。わかる事が増えると子どもというのは少しずつ、手が離れていきますから、少しずつ弾けるように、音楽がわかるようになった我が子をたくさん褒めながら伸ばしてあげてください!教育者でない保護者の方に褒めて伸ばすというのは難しい事かもしれませんが、毎日聴いていれば、ピアノ を知らなくても、我が子が少し上達した、していないはわかると思います。
子どもは点数評価が好きですから、「今の演奏はとても上手だったね、90点かな、あともう少しじゃないかな?具体的にはお母さんはわからないから先生にあとどうしたら100点に近づいていくかを聞いてきてごらん」と話したり、「昨日のほうがピアノ と仲良く弾けていたから70点かなあ、、、もっと集中して弾けるよ、昨日はあれだけ上手だったんだから」と「1歩言って2歩褒める」割合で伸ばしてあげてください。
でもおかあさんも人間なので、疲れているときにお子様のピアノ が色々気になるところがあると強く言ってしまうかもしれません。その場合は、1人で練習させるほうがまだいいです。そして、最後だけ聞いてあげてください。お子様自身に「今日の練習はどうだったか?」を問うと良いです。そして、「また明日頑張ろうね」と声をかけてあげるといいです。
練習のお導きは、毎日一緒に暮らしている保護者がどのようにやっていくのかが課題になるかと思います。ご師事している先生にもお尋ねしながら色々やってみてください。ポイントは、「練習を早く自立させる為に今を頑張る!!」です。
いつも心にピアノ &音楽を♪♪