先日、このようなご相談を受けました!
私の生徒さんではないですが、お母様の深刻さを感じましたので、私なりのアドバイスをさせて頂きました。
「年中から始めたピアノ、今二年生なのですが、いよいよもって嫌みたいなんです。レッスンに行くのが苦痛でたまらない様子に私がイライラしてしまうんです」このようなお話しでした。
年中から二年生ということは四年間。。
やはり、始めたのは本人の意思ではなく、お母様の願望からということでした。
大抵、このようなケースの場合、最初のスタートが、「お母様からの勧め」でというケースは非常に多いです。
しかしながら、好きになっていく生徒さんも沢山いらっしゃいます。
私は、「休会するか、一旦辞めて様子をみるのもひとつですね」といいました。四年間の生徒さんの気持ちを考えるとそれもひとつだと考えます。
それか、レッスン、回数を月四回だったのを二回にするなど、少し減らすということもご提案しました。
子供の心理は、わかりやすく、楽しいことは大好き、楽しくないことはしたくない!この二つは割合として多いかと思います。
一旦辞めて、「やっぱり、ピアノ楽しい」とご自分で考えると、以前とは違う気持ちでピアノの練習に向かうことができますし、本当に楽しくなってくるでしょう♪♪
また、好きな曲を弾かせてもらうというのも、師事されてらっしゃる先生にご相談されるといいと思います。
要はやり方がいろいろあると思いますので一人で悩みすぎないほうがいいです!色んなアイディアを、先ずはご師事なさってらっしゃる先生にご相談されるといいと思います。やはりそういった内容であっても、先生からすると生徒さん、お母様とのコミュニケーションの一つになりますから!
導入で、失敗しないためには、先生との密なる信頼関係作りも非常に大切です。先生もレッスンではこれも大切なことと考えてらっしゃる方がほとんどではないでしょうか。。。
「辞めたい」と特に小さいお子様によくあるケースだと思いますが、すぐ辞める習慣がついてはいけませんし、小さいお子様は環境に慣れることにも、多少の時間が必要です。小さくても、もちろん、いろいろ考えているのです。特に小さいお子様は、「お腹がすいた、眠たい、甘えたい、遊びたい」この4つが頭の中にあると、「休みたい、辞めたい、帰りたい」につながります。ですので、お母様がまず、工夫してコンディションを整えてあげてください。それから、先生にサポートしていただきましょう。先生にすべて丸投げせず、お母様の努力が必要です。
それから、、これは、本当に失敗しないために、、是非是非、気をつけてください!
ピアノのレッスンが始まると、熱が入りすぎて、おうちでの練習のときに、「下手くそ!あと、50回!」「何回言ったらわかるの!間違えない!」「そんなんなら辞めさせるわよ」「いくらお月謝払ってると思ってるの」「あー、やっぱりさせなければよかった」などなど、このような乱暴な発言は決して良い効果を生みません。
むしろ子供の成長にかなりマイナスになります。ですので、前回のコラムでも書きましたが、言葉は非常に重要な役割を担っています!!ちょっとした発言で、お子さまの心は傷つき、「ピアノ嫌!嫌い!」に繋がります。それは、そういう風になってしまうのも仕方ない気がします。
是非、お子さまにかけられる言葉に注意しながら、先ずはあまりうるさく言わず、「聞いて見守る!」この姿勢はかなり重要かと思います。
「熱が入り早く上達させたい!!」お気持ちもよくわかります。ですが、先ずは、このような気持ちを持たれて少しずつ、焦らず、お子さまのご様子を見ながらゆっくり、poco a poco「少しずつ」親子で、ピアノとお友達になっていきましょう
いつも心に音楽&ピアノを♪♪
次回もお楽しみに!!(*^^*)