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ピアノの楽しみ方「74」体の支えをしっかりしよう/2019年11月

ピアノを弾く際に足のことを考えていますか?!
「ピアノを弾く」ということは、ピアノを指で奏でるということだけに捉われる方がもしかしたらほとんどかもしれませんが、最近、私も自分がレッスンを受ける中で、身体のどこをどのように動かして弾いているとか、支えがしっかりしているかなど、弾くことだけに捉われていたことが、実は支えがしっかりしていたり、どこの筋肉を使うとか、姿勢だとかがあらためて、音に凄く影響するということがわかってきました。
 
ピアノを弾くときはやはり、座って弾くことが当たり前だと思いますが、足を組んで弾いたり、かかとが浮いた状態で弾いても支えがしっかりしないですし、お行儀もですが、よくありません。それは、ないということを前提に書きたいと思います。まずは、無駄な力を抜いた状態で支えをしっかりして弾くということだけに関して言えば、立ってピアノを弾く練習を入れてみることも練習方法の1つとしては効果的です。
無駄な力がかからず、自然に重力で指に重みがきますので、打鍵したときに自然に音が響きますし、足の裏をつけてしっかり立つということで、やはり支えがしっかりしていきます。その練習をしたあとに座って弾くだけで、音は自然によくなり、タッチ自体も変わります。足の支えが弱い場合は、椅子ではなく、バランスボールに座りしっかりと足で支えて弾くことも凄くオススメです。ただし、バランスボールの大きさがちょうど良いものでないと、低すぎたりして、手首が下がるなど、支えとか、タッチ以前の問題で、意識がそこにいかなくなりますので、バランスボールを使う際は大きさが非常に重要です。
160センチの方で75センチもしくは1回り大きいくらいが丁度良くなります。バランスボールは柔らかいので座ると少し沈んでしまいますので。
また、バランスボールの使い方としては、壁に足の裏をつけてバランスボールに仰向けになって上半身を乗せ、肩甲骨を開くようなイメージで左右に上半身を揺らします、その際、足の裏を壁から離さないで軸をしっかりします。足の支えをしっかり作っていきます。バランスボールがない場合は、ブリッジをオススメします。身体が柔らかくなりますし、足の裏を鍛えて支えがしっかりします。それをしてから、ピアノの前に座って弾くだけで、ピアノの音色や響きがとても変わって良くなります。
ピアノは、ピアノを弾くだけではなく、支えをしっかりすることなど、ピアノを弾く前に大切なことがあります。前屈運動をするだけでも凄く良いので身体をとにかく柔らかく、しかしながら、身体の支えをしっかり作っていくことがピアノを弾く以外にもとても大切です。
今、このコラムを読んで、「そうか!そうなんだ!」と気づいた貴方♪ ぜひお試しくださいね♪
いつも心に音楽&ピアノを♪♪

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楳寿 あかり 【音楽教育家】

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「音楽」を10倍楽しく学び続けるために♪

習い事ランキングに必ず上位になる「ピアノ」最近、「ピアノは脳に良い」「人気の習い事だからとりあえず」という理由で始められる方が増えてきましたが、数ヶ月すると、「塾に行って脳を鍛えます」「むいてなかった」「練習がきつい」等の理由で続かない方も。どうすれば、「音楽」を楽しく学び続けていけるのかをいろいろな観点から連載していきます。

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