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ピアノの楽しみ方「61」譜読みをするうえで大切なこととは/2018年7月

譜読みは初期の段階での仕方に気を付けよう
ピアノを始めたばかりの生徒さんにとって一番難しいと感じること多いのは、先生から出された宿題の譜読みではないでしょうか?
先生によって音符の読み方というのは、例えば真ん中の「C=ド」であったり、教本によっては線の音符、間の音符という感じでヘ音記号「低音部譜表」の第1線「一番下」から線の音符「ソシレファラドミ」間の音符「ファラドミソシレ」と読むように習っている方もいらっしゃるかと思います。楽譜の音がパッとみてパッとわかるようになるまでには、沢山の曲を譜読みしなければできないと思います。線、間で読んでも、真ん中ドから読んでもいいと思いますが、どんなに小さくても自分で良く考えることが必要です。習い事によくありがちですが、お母様が付き添いレッスンを受け、帰ってからの宿題をみて、わからない、時間がかかるという理由から、答えを教えてしまうと、しばらくしたら自分で考えない子どもになってしまいます。根気はいりますし、時間も必要ですが、自分で考えて譜読みは読ませるようにしてください。おうちでの練習の際に「次の音何?」と聞いて練習している場合で、しばらく考えて先に進まない時間が仮に長くとも待ってあげる、もしくは、線&間で習っている場合は、線の音符、間の音符を書いてあげたり、何かヒントを出してあげるくらいは良いかと思いますが、「はい、次はド、次はレ、次はミよ」というような答えを教えて丸覚えさせていくような練習はしないでおきましょう。
 
「ママが読んでくれるから待っとこう!」などと考える子どもにならないとも言い切れませんので。
それと、先生はレッスン時間しか一緒にピアノをできる時間がないのでお母様が読んでさせていて、先生はそれを知らない場合でとっても良く弾けていたら、曲良く弾けていますと丸をもらってその曲が上がってしまうかもしれないです。
それを続けていると、指は動くし、少しはわかるようになりますが、自分でスコアを読めない、読まない子になります。それは、お子様の為にはならないので、辞めておきましょう。
大人からすると、ピアノを習っていない方でも、しばらく子どもとしていると譜読みがそれなりにできるようになるかもしれませんが、子どもは、すぐに忘れてしまいますし、大人のようにパッとみてパッとわかるようになるまでには、量をこなさいとできません。ピアノの練習に付き合っていたら、お母様がイライラ、疲れたということももしかしたあるかもしれませんが、譜読みもそれぞれペースがありますので、見守って頂けたらと思います。
いつも心にピアノ&音楽を♪

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楳寿 あかり

楳寿 あかり 【音楽教育家】

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「音楽」を10倍楽しく学び続けるために♪

習い事ランキングに必ず上位になる「ピアノ」最近、「ピアノは脳に良い」「人気の習い事だからとりあえず」という理由で始められる方が増えてきましたが、数ヶ月すると、「塾に行って脳を鍛えます」「むいてなかった」「練習がきつい」等の理由で続かない方も。どうすれば、「音楽」を楽しく学び続けていけるのかをいろいろな観点から連載していきます。

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