もし、ピアノが側にあり、お母様ご自身がピアノご経験者であれば、是非、沢山弾いて、赤ちゃん、お子様に聞かせてあげて下さい。出来たら聞かせる時は、情感たっぷりに弾きましょう。
それから、ポイントがあります!
赤ちゃんは、脳内がまだ未熟なため、複雑な音楽よりシンプルな音楽を好みますので、「チューリップ」や「きらきらぼし」のような童謡を沢山、ピアノの高いけん盤、明るいキーの高さのところで、ゆっくりやさしく、聞かせるように弾いてあげて下さい。
ピアノ未経験者であれば、ピアノのCDを沢山聞いて下さい!
誰を聞いたらいいの?という方はピアノの楽しみ方①を参考にしてみて下さい。それから、興味の出たピアニストや作曲家を調べたりして興味を掘り下げていくと、何かしら出逢いが生まれてきます。
それから、お子様が小さい時にはなかなかコンサートに足を運べないかと思いますが、是非、お子様同伴のコンサートも今はいろんなところでやっていますので、行ってみてください。
それから、たとえば、「ピアノのコンサートなんて行く余裕がない!」と思うこともあるかもしれません。母親という仕事は本当に充実していて、さらにお仕事をされているお母様など、いろいろ母親というお仕事以外にもしなくてはならない方も沢山いらっしゃるかと思います。普段からCDを聞いて興味が深くおありになるのであれば、「この方のコンサートなら」と、なんとか時間を作って是非、コンサートに足を運んで頂けたらと思います。
金銭的に、、という方も、今はお昼時にワンコインコンサートなんていうコンサートをしてる所もあります。是非、もう一度、お友だちとのランチタイムなどを、お友だちとのコンサートタイムにかえてみて下さい!! コンサートの為のお金の捻出は大変なことだと思いますが、意外と何かしらできることがあるかもしれません!!
例えばという一例を書きましたが、美味しいランチもいいかと思いますが、コンサートタイムも後味がとても良いものです。素晴らしい音楽は、一週間、一ヵ月、もしかするとずっと貴方を楽しませてくれるかもしれません(笑)
今はインターネットで調べたりして、ホールのホームページを見るとコンサートの予定が書いてあります。大手のドリンクメーカーもご招待キャンペーンなどをされていますから、いろいろ検索してみてくださいね!
ヨーロッパなどでは、夕御飯を質素にし、そのかわりにコンサートに家族でお出かけ、なんてことは当たり前のようにあるそうですが、日本はなかなかそういうご家庭が一般的にあまりありません。そういう意味では、音楽が食事のように必要不可欠だと感じるヨーロッパ人とは違ってきますね。。日本人も食事をするかのように音楽が必要不可欠なものになってくると、また違った芸術的感性を持つ子どもたちが増えていき、日本の音楽文化も発達していくと思います。
まずは、コンサートというものを身近に感じるために、行ってみようかなと思うコンサートに出逢ったら行ってみましょう!!
何かが貴方の中で生まれてくることを願って!!
ピアノをご自身が大好き!楽しい!と感じる一歩になるように願っています。
生の音楽は耳や脳に与える感覚が全く違うものです。是非、生の音楽にふれてみてください!!音楽、ピアノの素晴らしさが体感できますよ!!
それから、毎日、5分でも10分でもいいので、親子でいろんなアーティストの演奏をいろんな手段で聞いて下さい。
例えば、TVの時間を短くし、音楽タイム。その時に、「綺麗な曲ね~」「このピアノの音カッコいいね~」など会話されると親子コミュニケーションもとれますし、子どもは、自然にお母様が聞いた感覚を理解しようとし、意識しだします。
とにかく、毎日続ける! これがピアノレッスンが始まっても、ピアノは、毎日練習が基本にありますので、親子で聞くことから続けていくと、その延長線上にピアノレッスンがあります!!
毎日聞くといろんな発見があります!
とても楽しいですよ~!!
是非!!
再度申し上げますが、ピアノを楽しむ、レッスンを楽しむというのは、まずは、お子様だけでなくお母様ご自身も!!ということがキーとなってきます! それがベースにあり、お子様がピアノレッスンを楽しまれる環境にあることが大切です。
お母様ご自身のピアノや音楽へのご興味があることで、お子様のピアノやレッスンへの取り組む姿勢にとても影響力があります。
是非、お子様のため、ご自身のために、積極的に音楽、ピアノが身近に感じられる環境を出来ることからし始めてみて下さいね!!
次回からも私のコラムは、上記に基づいて書いて参りたいと思います。
次回をおたのしみに!!