さて、では、今回のコラムでは今までをふりかえったコラムにしたいと思います。私はコラムで、ピアノを通しての親子関係の在り方、お子様のご成長に関して、今まで指導してきました数々の経験や実例を踏まえ研究して結果をもとに、自分が良いと思うことを書いてきました。
今、ピアノを習っているけど、子どもが練習しないから辞めさせるか迷ってるという方には、さらに読んで頂きたく、今回もう一度、確認事項を書いてみたいと思います。
「音楽教育、親の心得10ヶ条」
1,レッスンを先生に全て委ねるのではなく、例え自分がどんなに忙しくても、未経験者であっても、興味・感心を持つこと
2,おうちの中を音楽環境にする。
ピアノは、場所をとる!と言う発想が親の頭にあると子どもは上達しません。
親がピアノが家の生活の一部になって本当によかった!音楽が身近にあってなんと幸せなのだろうと感じていたら、言わなくとも、子どもには伝わり、好きになります。
3,練習したお子様の演奏に心を込めたコメントをする
決して貶したり、テンションが下がる言葉がけをしない。
例えば、「いいんじゃない?」ではなく、具体的にピアノをよくご存知なくても、せめて「素敵に弾けるようになったね、特に終わり、なんだか心に響いたよ」など。
4,練習をしないお子様に「練習しなさい!しなさい!」と1日に何度も言わない。
悪循環に陥りやすいです。対処法の1つとして、約束事を決めてからする。
ピアノに対してのおやくそく、例えば「1日15分は必ず何か弾く」「遊びたい気持ちもわかるから遊びから帰って、気持ちが落ち着いたらする」など、子どもの意見、ピアノ練習に対しての意識・願いなどを聞きながら一緒に決める。
声がけに関しては、「練習しなさい!」ではなく「約束事をきちんと守ろうね!」と諭す。
5,「出来ているか聞いて♪」と言われた場合、家事をしながらとか何かをしながら聞くのではなく、していることをやめ、静かにわりと側に座り、聞くことだけに集中する。気持ちの余裕をまずはお母様ご自身が作る。
6,楽しんで続けていけるようお子様だけのホームコンサートなど自分でできる範囲で、お子様がテンションがあがるようなことを時折行う
7,「わからないんだけど・・・」と言われたら、もし自分がわからくても、「わからないから先生に聞いて」とすぐに会話をシャットダウンせず、「どれどれ、ふむふむ」と一緒に考えてあげて、ワンクッションおいてから「なるほど、これはママにも難しいから先生に聞いてみようか」と言う。ワンクッションの重要性♪
子どもは、人に対する思いやりやコミュニケーションを会話から学ぶのです。
お母さんが一緒に考えてくれたと思うと子どもはとても嬉しいものです。
8,「誰々ちゃんはもうこんなに弾けるようになったのにあなたは、、、」と他のお子様と絶対比べない。「うちの子どもはダメだなぁ」とお母様自身が思ってはよくないです。
「なんとか、弾けるようにする方法はないかな」「どうしたら楽しめるかな」を考える。先生にご相談する。
9,先生に対しての言葉使いや挨拶をきちんと行う。礼儀作法を身につけさせる。家族や友達と同様ではなく、先生と生徒、学ばせて頂くという、学ぶ姿勢を学ぶ。上達への早道です。
先生が偉いわけではないです。しかしながら、少なくとも自分より音楽に関して沢山知識見解のある先生です。学ばせて頂くという気持ちが深く考える思考能力につながると思います。
お子様がわかっていなければ、落ち着いて話のできるときに「学校の先生、習い事の先生、目上の方は少なくとも貴方より長く生きてらっしゃるからいろんなことを御存じなので、沢山教えて頂きましょうね~それから、ご挨拶がきちんと出来たら気持ちがいいね!いつもご挨拶はきちんとしょうね~♪」などお話をする。「わからない、めんどくさい」などと言った場合も、すぐに叱らず、諦めず何度も諭しながらお話をする。
10,「もしピアノ大好きになり音楽のほうに行くと言ったらいろいろ困る!」と伸ばすことに最初から制限を作らない。
「プロになりたい」などと言ったら、経済的事情もあるし困ると親が制限を作ると、やはり子どもは感じとり上手くなりません。経済的事情は皆様それぞれあるかと思いますが、させる以上、思い切り最大限できる範囲で!!させるとそのうち、子どもも成長し、いろいろわかり、親への深い感謝の気持ちも生まれ、自然にいろんなことを理解します。「させるけど、趣味でしなさいね!」などとは最初から話すことではありません。
4つ以上、「あー私、こんなことよく考えてる・思ってる」、「私当てはまる」と感じた方はまず、お子様に練習してもらう姿勢を身につける前にご自身の音楽教育への関心レベル、モチベーションをあげて、改善させる必要があります。まず、「ではなぜピアノをさせたいのか」をしっかりとご自身のanswerを持っておきましょう!
それから10ヶ条を意識してみてくださいね♪♪p(^-^)q
本当は10ヶ条どころでなくまだまだ書き足りません。また、後々、ご紹介させてくださいね♪♪p(^-^)q
いつも、心にピアノ&音楽を♪♪p(^-^)q
追伸、もしピアノの練習で激しいバトルがあったとしても、ちょっと立ち止まり考えてみてくださいね♪♪
あくまで、私の考えですが、子どもに将来、親孝行してほしいとは全く思いません。
彼は3歳になるまでに沢山の親孝行をしてくれましたからp(^-^)q
皆様も産まれた時の気持ち、思い出してくださいp(^-^)q
これほどまでかわいいと愛しいと感じたことはなかったでしょう。
沢山の笑顔や幸せを運んでくれますよね~♪
心が満たされるってこういうことかと息子が産まれて確かに大変忙しかったですが、泣いたり、笑ったりと沢山の親孝行や幸せを運んでくれた息子に私は感謝でいっぱいです。
逆に、息子にお母さんがこの人でよかった!と大人になって思ってもらえるように頑張っていかなきゃといつも思います。思うだけではダメですね。。。
音楽と一緒で、気持ちも小休止が大切です。
振り返りみる余裕を♪♪
共に頑張っていきましょうね~("⌒∇⌒")♪♪
最後まで読んで頂きましてありがとうございました♪
貴方と貴方のお子様の関係がピアノを通して、音との関係のように、深く素敵になっていきますように☆☆☆☆☆