あかり音楽教室主宰の「ピッコロコンサートイン北九州」無事に終わりました♪
かわいいかわいい生徒さんたちのステージは、練習からもちろん一緒に行っていきますから、胸がジーンと心に響く、一人一人の素晴らしいステージが沢山の感動を呼ぶコンサートになったと思います。
さて、では、今回のコラム、発表会後のレッスンについて書いて参りましょう!
人というのは、目標を達成するとフワーっと力が抜けてしまうものです。
発表会をやり遂げたら、なんだかレッスンに気合いが入らない!なんてこともあるかもしれません。
ここで1つ感じて頂きたいことは、本当は、「発表会があるから、この曲をいっぱい練習する」などではなく、今練習している曲を発表会でいつでも披露できるように普段から取り組んでいく!ということが非常に重要だということです。そういう気持ちで、普段からレッスンに取り組んでおけば、急に発表会や人前で弾かせて頂くチャンスが訪れても平常心で演奏ができますし、普段とそう何も変わらないのです。
幼児期からそのような気持ちで取り組めると、本当はとても良いかと思いますが、なかなか難しいですよね!!
発表会は、大抵の音楽教室が年に1回くらいのペースで行っているでしょうし、コンクールやコンペに参加しないとなかなかそういう機会に恵まれないものです。しかしながら、幼児期にコンクールなどは、「敷居が高すぎて」と感じてらっしゃる方も多いかと思います。1つのご提案としては、コンスタントにご家庭でホームコンサートをされるのはいかがでしょうか? 発表会の予行練習に良いと思いますし、おうちだと幼児は特に安心したなかでピアノを弾けます。なぜ、これが良いかという理由もあります。今は共稼ぎも多い時代、お母様が習い事をしっかりおうちで監督し、みてあげるという時間を作るのはなかなか大変かと思います。赤ちゃんがいて、フルタイムでお仕事をしていたりすると日常の生活でいっぱいいっぱいです! 「習い事に、レッスンに連れて行くだけでいっぱいいっぱいです。」とおっしゃる方の気持ち、私もわかります。
ですが、なぜ、ピアノというコツコツ継続させて、おうちでも宿題をこなし毎日練習しなくてはならない習い事を始めたのか、、これをいつもはっきりとしたanswerを持って取り組んで頂きたいです。
「ピアノが弾けるように!」
これは誰もが考えているanswerの1つではないでしょうか。
では、そのためには、ピアノには練習は欠かせません! 練習せずに上手になることはあり得ません。毎日、コツコツが基本です。
そこで、何ヵ月かに1度、今やっている曲をホームコンサートでお子さまだけのコンサートをするのはいかがでしょうか?
お子さまだけのコンサートだから30分あれば充分でしょう。
そして、ビデオに収めたり、終わったらおうちでいつもよりちょっぴり豪華な、お子さまの好きなlunchやdinnerやお茶の時間を作ってあげる。
もし、近くにお祖父母様がいらっしゃったらお客様として呼んで聞いて頂いたり、終わったら一緒に食卓を囲んだり、、そんな時間とても素敵ですし、お子さまは大喜びでまた、ピアノ頑張ろう!!ときっとなるでしょう!
私が考えるのは、「ピアノ、練習しときなさい!」「明日ピアノだけど宿題やってるの?」「なんで練習しないの?!」と、命令・強迫的な言葉の節回しでは、お子さまは楽しいとなかなか感じられません。
これは、ピアノだけに限らず、継続的な練習を必要とする習い事に言えると思います。
ですから、お母様ご自身も大変かもしれませんが、お母様のスケジュールで余裕のあるときに、このようにホームコンサートを企画し、お子さまが楽しくピアノや発表会を継続できるようにされていくと、その努力はあとで必ず、お子さまの素晴らしい成長としてかえってきますよ! やはり、全てはお子さまの為なのです。
「あーピアノをさせても何にもならなかった」「むいてなかった」「ピアノって楽しくない」
このような気持ちにならないように、「ただ、ただ、ピアノがピアノレッスンが楽しくてしかたない!」そうなるには日頃からのいろいろな側面からのおうちでのアプローチが非常に重要です!
自然にそう感じられたら1番良いかと思いますが、やはり、幼児期などは、お母様が「ピアノ教室に通わせたくて」ということもあるかと思いますので、そういう場合は、先生だけに委ねずご家庭でのアプローチ、さらに! 非常に重要です!!
お子さまが楽しくピアノを学んでいかれるように、いろいろ工夫していきましょう!!
そうしたら、5年後、10年後、ものすごいピアノを弾けるようになるかもしれません!
今、ワクワクしてきませんでしたか?
「どうせうちの子なんか、、、」なんて考えたりしてはダメですよ!!
「子どもには全ていろいろな才能が潜んでいます」
引き出すのもダメにするのも親の力が影響します。
それは、決して金銭的なものではないのです。
「愛」です。
どれだけの「愛」をかけてあげられるかをまず考えたらよいと思います。
「愛」を沢山かけてもらった子どもは、いろいろな才能をいろんな場面で発揮でき、素晴らしい成長をみせてくれると思います。
ピアノ・ピアノレッスンを通して沢山の「愛」をお子さまに!!
そうすれば、「ピアノ嫌」「ピアノレッスン行かない」などと言わなくなり、「ママだーいすき!」「ピアノだーいすき!」「発表会だーいすき!」となりますよ♪(*^^*)♪
発表会後のレッスン、1年後の発表会を終わった瞬間から頭にいれて、忘れないように、発表会の反省や今後の取り組みなども一緒に話されたらいいと思います!(*^^*)
そうすれば、発表会後、気が緩んだりすることないでしょうし、発表会前よりもしかすると、頑張っていけるかもしれません!
ピアノは、人と比べながら練習するものではないですが、発表会で素晴らしい演奏を聞いたら、「よし、自分もあの子のように弾けるようになりたい!」そう感じたかもしれませんし、頑張る意欲が湧くかもしれません。
ここで大切なことは、「来年はあの子のあの曲が弾きたい!」と感じていても現実的に目標を先生ときちんと相談して決めましょうね!(*^^*)ピアノは「基本」が非常に重要ですから、「あの子のあの曲を!」と考えた場合、基本を確実に押さえながらその目標に取り組んでいかれるといいと思います。
発表会が終わってからの取り組みは非常に重要です!♪♪
どんどん、ピアノが好きになるよう、師事されている先生はみんないつも生徒さんのことで頭がいっぱい!になるくらい、いつもお子さまのピアノこと考えてらっしゃいますよ!
その気持ちに負けないように(笑)是非是非、お忙しいお母様も、ピアノが楽しくなるような、ご自身がすることが可能なアプローチ、是非、実践してみてくださいね!!
いつも心にピアノ&音楽を!!
いつも読んで頂いてありがとうございます♪♪