新しい様々な生活スタイルになれてきた頃でしょうか?
ピアノという習い事の捉え方について、今日はお話ししたいと思います。
例えば、幼児期からピアノを始めて、新1年生になった場合、やはり、幼稚園や保育園とは全く違う小学校生活になれるだけでも、子どもにとっては大変なことですよね。
授業という時間が多くをしめていきますから、子どもにとっては先生のお話を座ってきちんと聞くだけでもかなりの忍耐がいります。
学校が終わり、それからまっすぐおうちに帰る子は、習い事やピアノであれば、ピアノの練習ができるでしょう。しかしながら、学童に行かれるお子さまは、保護者が迎えにくるまでの大半の時間を学校で過ごすということになります。
そうなると、帰ってから、ピアノの練習やピアノのレッスンを受けるというのは、まだ1年生になったばかりの子どもにとっては至難の技です。
「やっとおうちに帰れたのに~」となる子も少なくはないでしょう。
しかしながら、ピアノをするということはやはり、練習が必要不可欠でレッスンだけで上達は難しいです。
いろいろな先生がいます。
どんな状況でも関係なく練習をするように促す先生。
その子の状況を考えながらレッスンをする先生等。
例えば、プロになる・ならないはこの場合あまり関係なく、やっぱり、ピアノはコツコツとした練習が非常に大切だということを感じておく必要があるので、例えば先生が自分のペースに合わせたレッスンをしてくださったとしても、お母様は、「ピアノは毎日、コツコツ練習が大切だよね、忙しいから、疲れたからといって練習しないのはよくないから、考えていこう」とお子さまにお声がけをすることは非常に大切です。
お母様ご自身がとっても忙しいということばかり考えてしまうと、子どもは「忙しいと練習しなくていいんだ!」
「練習しないでレッスン行ってもいいんだ!」となってしまうのではないでしょうか?
忙しい日常、夜の練習が厳しい場合は、朝、15分早く起きて、とにかく、子どもに練習する習慣づけをしていくことはとっても大切ですし、後々、その努力はお子さまの演奏に影響していきます。
私も、レッスンが終わってから息子の練習をみるのが大変だなぁと日常感じる時もあります。
朝、練習! 朝ピアノに生活スタイルを変えていくと、朝は子どもの脳の活性化に繋がりますし、「眠たい~、疲れた~」となることもありません。親子にとっても効果的だなぁと感じました。そして何より、私がイライラしていない!
夜だと、この時間までには寝かさないといけないからと考えていくと、レッスンが終わって、ご飯を食べさせてお風呂にいれて、勉強みて、としているとバタバタしてしまい、ピアノの練習を真面目にしないときももちろんありますから、「やりたくないならもうしなくていいよ!」なんて厳しいことも言ってしまいます。
よくよく考えてみたら、子どもではなく自分に余裕がなかったんだなぁと思うことがあります。
ピアノの練習時間の確保!
これに頭を悩ませる方も少なくはないでしょう!
是非、朝少し時間をみつけて、まずは毎日、コツコツ練習することが大切だという認識を親子で頑張ってみてください!!
ご兄弟がいてなかなか難しいこともあるかもしれませんが、そこを上手く考えて、ちょっとした時間の確保からまず始めてみましょう!
子どもというのは順応性がありますから、学校にもリズムさえ掴めば慣れてきますし、朝、ピアノの練習時間をお母様がみつけて、取り組んでくれるというのは子どもは愛を感じ嬉しいと思います。最初はお母様が声をかけないと練習しないという状況でも、しばらくすると朝、自分からピアノを練習するようになりますよ!
それまで、大切なことは、「お母さん、忙しいから、ピアノ練習しといて」というのが一番よくありません。
どんなに忙しくてもまずは一緒にピアノのところへいき、練習をしばらく聞き、「また後で聞きにくるから、今間違ったところ等の練習を頑張ってね!」とまずは見守っているという意思を伝えましょう!「やっといて、やりなさい!」これは一番、テンションが下がります。「~ちゃんのピアノが朝から聞けて嬉しい」「朝、ピアノが流れるおうちっていいよね」等の前向きな会話は良いかと思います。
まずは、まだ1年生のうちは一人できちんと練習できる子どものほうが少ないです。見守ってあげてくださいね♪
いつも心にピアノ&音楽を♪