2人目を出産すると、上の子の「赤ちゃん返り」が…という話をよく聞きますね。今までママ・パパを独占していたのに、弟・妹が生まれたことで赤ちゃんのお世話で独占できなくなる…
「ちょっと待っててね」と言われることも多くなってきます。まだ小さい上の子も一生懸命それを乗り越えようと我慢したり、甘えてわがまま言ってみたり…下の子についつい意地悪しちゃったり…そうやってお兄ちゃん・お姉ちゃんになっていくんですね。
上のお子さま目線で考えると下のお子さま中心に動いているような気がしますが、ママの目線だと下の子への時間が少ないと思う方が多いです。
ベビーマッサージは、そんな時にも抜群なコミュニケーションツールのひとつです!
①上のお子さまとといっしょに下のお子さまをベビーマッサージ
上の子と下の子がふれあっているのを見てママもほほえましく嬉しい気持ちになりますね。
上のお子さまもベビーマッサージでふれあうスキンシップをとることで、「かわいい」と思えたり、ママと同じことを楽しめる喜びも感じることができます。
②上の子と下の子をいっしょにベビーマッサージ
2人を並べて、ママが交互にベビーマッサージをしてあげます。やきもちの対象である下の子と同じことをしてもらうことで楽しい気持ちと、充足感を感じられます。もちろん、上のお子さまだけにじっくりベビーマッサージしてあげるのもいいですね。
③家族みんなでベビーマッサージ
パパも含めてみんなでベビーマッサージを楽しむのもいいですね。
ママのスキンシップは情緒を安定させ、パパのスキンシップは協調性や社会性を育むともいわれています。コミュニケーションはもちろん、家族の中での役割を認識していくきっかけにもなり、家族の絆も深まっていきます。
スキンシップをとることで言葉以外での愛情と安心感を伝えます。お子さまが不安定な言動をみせたときに、ぎゅっと抱っこしてあげたり、背中をさすってベビーマッサージしてあげたり直接的なコミュニケーションや、一緒に同じことを楽しむ間接的なコミュニケーションでお子さまたちとの時間を楽しんでみてくださいね。
青木 美和子 【保育園看護師・ベビーマッサージ講師】
記事テーマ
子育てって楽しいことだけではなく大変なことも多いですよね…大変なことを少しでも楽しく取り組めたらいいですよね!ベビーマッサージ・ファーストサイン・ベビースキンケア・ふれあい遊び・手作りおもちゃなど、色んなコミュニケーションスキルをきっかけに、パパもママもみんなで子育てを楽しめる方法をご紹介させていただきます。