本屋や図書館へ行くとたくさんの絵本があります。絵本は年齢ごとに役割や子どもにもたらす影響が違ってきます。1~3歳くらいの子どもには絵本の中のものが自分が知っている喜びを感じたり、新たな発見をしたり、想像力を育てるきっかけにもなります。
4~6歳くらいの子どもには絵本のストーリーを理解し、主人公の気持ちになったり空想したり物語の展開に興味をもったり、言葉の意味や使い方を学んだりします。
そういった発達に合わせてたくさんの絵本があり、影響力のある絵本があります。言葉の意味の理解がまだ不十分な子どもでも、絵本で社会のルールなど伝えることができるんです。
子育てしている中で、ついつい困ること・怒ってしまうことなどありますよね。
そこに絵本を取り入れてみるのもひとつです!
例えば、お風呂に入るのが苦手な子には、おふろの楽しい内容の絵本を読んでから「さ、○○ちゃんも同じようにお風呂入ろうか?」と誘ってみたり、その場面の楽しい内容の絵本で気分を盛り上げてあげるのも効果的です。
ママが伝えたいことが子どもに上手く伝わらないとき、絵本を媒体に伝えると子どもの心にスーっと入っていくこともあります。
生活行動にメリハリがつくだけでなく、ママに読んでもらったという思い出は、幼い子どもの記憶にも残ります。心を落ち着かせ絵本を読んであげることは、子どもへメッセージを伝えるとともに、ママと子どもの共通の体験とともにコミュニケーションになりますね。
青木 美和子 【保育園看護師・ベビーマッサージ講師】
記事テーマ
子育てって楽しいことだけではなく大変なことも多いですよね…大変なことを少しでも楽しく取り組めたらいいですよね!ベビーマッサージ・ファーストサイン・ベビースキンケア・ふれあい遊び・手作りおもちゃなど、色んなコミュニケーションスキルをきっかけに、パパもママもみんなで子育てを楽しめる方法をご紹介させていただきます。