手や口は他の体の部分より脳に働きかける割合が大きいんです。赤ちゃんの時期、お口にいれて確認するしぐさも良くみられます。また、手も、目を閉じて取った物・触れた物を当てるというのは体の他の部位では難しいですよね。それだけ手先も敏感なので手先を動かすことは脳へたくさんの刺激になり活性化につながります。
そして物をつかむ力をつけることで、スプーンやお箸を持って食べる動作であったり、えんぴつを持って絵や字を書くなどの生活に必要な力のUPにもなります。
遊びやおもちゃを通して、楽しくそういった力をつけられるといいですね。
◆◇◆材料◆◇◆
ミルク缶、チェーン
①ミルク缶の蓋に穴を開けます。
穴の大きさはチェーンを通した時に少し引っかかるけど、力を入れなくても引き出せるくらい
赤ちゃんが指を入れても傷つかないように切り口はテープなどで保護してあげてください
②蓋の穴にチェーンを通して、ずり落ちないように先に穴を通らないくらいのおもちゃなどをつけて完成!
ミルク缶をマスキングテープなどでデコレーションしてもいいですね。チェーンを引っ張り出す動作や小さい穴にチェーンを入れていく動作もが赤ちゃんには楽しかったりします。また、缶の中でチェーンが動く音、蓋を太鼓みたいに叩いたりと色々な遊びができます。
しっかり握って、手先を使う…そして簡単にできるおもちゃです。
青木 美和子 【保育園看護師・ベビーマッサージ講師】
記事テーマ
子育てって楽しいことだけではなく大変なことも多いですよね…大変なことを少しでも楽しく取り組めたらいいですよね!ベビーマッサージ・ファーストサイン・ベビースキンケア・ふれあい遊び・手作りおもちゃなど、色んなコミュニケーションスキルをきっかけに、パパもママもみんなで子育てを楽しめる方法をご紹介させていただきます。