個人差はありますが、1歳半を過ぎた頃からママの恐れていたイヤイヤ期がはじまってきます。それまで受動的だった赤ちゃんが、自分の意思で主張してくる大事な成長過程です。言葉が発達してくるとともに少しずつ落ち着いてくるもの…しかし、何をするにも「イヤだ!」と反応されてしまうとママもついついイライラしちゃいますね。そして強く当たってしまってママも自己嫌悪になってしまうことも少なくないでしょう。この時期を気を楽に乗り切れるか色々な方法があると思いますが、そのうちのいくつかをご紹介します!
イヤイヤが始まってしまうと、「ダメだよ」「なんで?なにがしたいの?」など、言い聞かせようとしたり原因を探ろうとしても難しいです。更にエスカレートしてしまうことも?! 予定の時間があったりするとにママのイライラもエスカレート…多少過ぎてもしょうがないと思えるよう時間に余裕をもつことも大事です。
「そっか~嫌なんだよね。」「○○したいのか~」とまず受け止め落ち着くまで待ってみましょう。怒ってしまい後悔する前にイヤイヤを許容してしまうこともおすすめです。
イヤイヤ期は自分でやってみたい時期・マネをしたい時期でもあります。自分でやる・マネをする見本はママなんです。それを逆手にとって、ママがお子さまにやりたいことをやって見せるのも効果的なのです。
例えば、保湿剤を塗りたい…でも嫌がって逃げていく…ということも日常茶飯事ですよね。「塗ってあげる」から「塗らせてみる」に変えてみると、積極的にやってくれたりするものです。お子さまに「塗ってみたい」と思わせるように「ママのお肌すべすべ~」と気を引くようにママが自分に保湿剤を塗ります。気を引くことができたら、「やってみる?」と誘ってあげてください。
遊びから食事への切り替えが難しい時は、一緒に台所に立って食事の準備を一緒にやってもらうのも効果的です。
「自分でやりたい・やってみたい」を叶えていくことでセルフケアの力もUPしていきます!
ママがやっていたことの中でお子さまでもできるもの・できる方法をみつけて一緒にやってみましょう。イヤイヤ期を乗り越えつつ、楽しいコミュニケーションタイムになりますね。
青木 美和子 【保育園看護師・ベビーマッサージ講師】
記事テーマ
子育てって楽しいことだけではなく大変なことも多いですよね…大変なことを少しでも楽しく取り組めたらいいですよね!ベビーマッサージ・ファーストサイン・ベビースキンケア・ふれあい遊び・手作りおもちゃなど、色んなコミュニケーションスキルをきっかけに、パパもママもみんなで子育てを楽しめる方法をご紹介させていただきます。