ママになるとハイヒールからは離れて、スニーカーやローヒールの出番が増えます。
お友だちの結婚式やお子さんの入園式などで、久しぶりに履くことになる場合が多いですよね。
履きなれていても歩き方が難しいハイヒール。
久しぶりとなるとぎこちなさが目立ってしまうことが多いです。
でも、お祝いのハレの日はやっぱりハイヒールが似合います。
少しのコツを知って、少しだけ練習して、大切な日を見た目も心も華やかに美しく装ってほしいと思います。
ハイヒールの歩き方、重要ポイントは「着地」です。
ハイヒールは土踏まずの下は空間になっていて、ここが地面に着くことはありません。
でも、イメージとしてはこの部分「ヒールとつま先の間」で着地するように足を着くと、
ヒールによくありがちな「かくかく歩き」が防げます。
ベーシックの歩き方では「かかとから着地」→「つま先まで体重移動」が基本ですが、
かかとの面積が狭いハイヒールの場合はかかとに重心を一気にかけません。
ただ、かかとで着くとことが怖いと感じてつま先で着いてしまうこともひざが曲がり、
見た目にマイナスになるので両方同時に着地できる方法、これが「土踏まずで着地イメージ」です。
こうすれば細いヒールでの着地も安全にきれいにできるようになります。
着地のイメージができたら、次は「ひざ」に意識を集中します。
地面に着いた瞬間だけは最低限、膝を曲げず伸ばしてみてください。
多くの人は歩くときの膝を曲げたままの時間が長すぎます。
もっと膝を伸ばすポイントはあるのですが、着地のときだけでも変えていくと、大きな違いが出てきます。
「着地の時は膝を曲げない」まずは普段履いている靴で試してみてくださいね♪
ハイヒールのお悩みで多い「足の痛み」は、つま先に体重がかかりすぎていることが原因の場合が多くみられます。
ハイヒールの靴の構造では、前に重心がかかるのはある程度仕方がないことですが、
◎着地のポイントに気を付けてみる。
◎立っているときはかかと寄り(6割くらい)に体重を載せる。
この2つを意識するとつま先の負担が軽減されます。
靴の選び方も重要ポイント♪次回は「ハイヒールの選び方」をお伝えします。
山田 十望子 【歩き方インストラクター】
記事テーマ
ママの日常生活は前かがみになってしまう動きが多くなります。料理に掃除、パソコン、お子さんのお世話、ベビーカーなど。悪い姿勢や歩き方は、猫背、肩こり、腰痛、頭痛、代謝が悪く太りやすい、筋肉つき方がアンバランスになる、など健康にも見た目にも様々な影響が出てきます。姿勢と歩き方を変えて心も体もHAPPYに変えていくコツをお伝えしていきます。