少し前まで「夏日」なんて言葉が聞かれていたのに、あっという間に秋も深まりもう11月。今年もブーツの季節がやってきましたね!
レッスンでも、靴が履ける会場では「今日はブーツで♪」という生徒さんもちらほら出てきました。
冬は毎日ブーツ、という方も多いはず。
ブーツはきちんと選んできちんと歩けば、正しい歩き方の練習にはおすすめです。
ブーツは甲をまるまる覆ってくれるので、歩くためには良い靴の種類に入ります。
歩き方と靴の関係で重要ポイントの一つが「かかと」。
このかかとがぱかぱかと抜けることがなく、つま先までしっかり使って歩くことがとても大切なのです。
ただし、ファスナーなどがなく、すぽっと履けてしまう長靴タイプは近年大流行ですが、残念ながら歩き方から見るとおすすめ順位は下がります。
甲、足首、かかと、ともにゆるすぎてしまう傾向があるからです。
足を入れるためにファスナーなどで広げて、足を入れたらしっかり締めることができる。
このタイプの方が足に優しい正しい歩き方ができます。
そして、かかとでしっかり着地をして(ひざは曲げず)、つま先まで体重を移動してから膝を曲げて足を前に出す。
これがパンプスなどと違ってしっかりできるのがホールドしてくれて、できれば素材の柔らかいブーツです。
服、バッグ、靴、女性はどれも楽しみたいもの。でも、洋服やバッグと違って、靴は「おしゃれ+健康」に関わっている部分。
「おしゃれは我慢」と言って体のことは二の次でいられるのは10代20代くらいまででしょうか^_^;
だからといって、おしゃれを完全に捨てるのも嫌ですよね。
私のおすすめは「毎日続けないこと」。前記の長靴タイプのブーツ、私も履きます。でも、毎日は続けて履かないようにしています。
ハイヒールも同じ。毎日は履きません。そして、履いた日は夜に足をマッサージしたりしていたわります。
ファッションも楽しみながら、身体のことも考える、今年の冬はそんなブーツの楽しみ方をぜひおすすめします♪
山田 十望子 【歩き方インストラクター】
記事テーマ
ママの日常生活は前かがみになってしまう動きが多くなります。料理に掃除、パソコン、お子さんのお世話、ベビーカーなど。悪い姿勢や歩き方は、猫背、肩こり、腰痛、頭痛、代謝が悪く太りやすい、筋肉つき方がアンバランスになる、など健康にも見た目にも様々な影響が出てきます。姿勢と歩き方を変えて心も体もHAPPYに変えていくコツをお伝えしていきます。