本屋さんやインターネットを見ると、ダイエットの情報は本当にたくさんあることがわかります。
「ウォーキング」もそのひとつ。
でも今日は、ウェアを着替えてウォーキングシューズを履いて、というウォーキングに出かけなくても、
毎日の「歩く」でダイエット効果を目指す歩き方についてお伝えします。
使う筋肉と動かし方、伸ばすところなど意識をして歩くのと、なんとなくだらだらと歩くのとでは消費カロリーも違ってきます。
スポーツと同じように、「歩き方」もフォームがとても大切です。
まずは「姿勢」。
レッスンでは初めにじっくり時間をかけて歩くための姿勢を作ります。
歩くことでたくさん得するために、歩き出す前のフォームをしっかり整えます。
骨盤が前や後ろに傾かず、「耳・肩・腕・くるぶし」までまっすぐに伸びていることが理想です。わかりにくい場合は横から人に見てもらうか、壁を使って「後頭部・肩甲骨・お尻・かかと」を壁につけて感覚を身につけます。これで歩き出す準備ができました。
お散歩やお買い物、そんな普段の「歩く」をダイエットに変えるには、
使うべき筋肉をしっかり使って、そこに意識を向けて歩くと脂肪燃焼が期待できます。
上半身はおなかを引き上げ「腹筋」を意識し「前かがみにならない」ようにします。
前脚は着地の「ひざ」をしっかり伸ばして「ひざ上の筋肉」を意識、
後ろ脚も「ひざ」を伸ばして「ふくらはぎとヒップ下の筋肉」を意識。
この3点を使っていると気持ちを向けることと、曲げないでしっかり伸びている瞬間を作りながら歩きます。
腕は普段通りでいいので、バッグを持ったり、お子さんを抱っこしたり、ベビーカーを押したりしてもこの動きは同じです。
歩き方に意識をして、しっかりと正しい歩き方をすると意外と疲れます。
普段、なんとなく歩くことに慣れてしまっていて、身体を使っていないもったいない歩き方をしているので
、目的の筋肉をきちんと使うと初めは「疲れる」と感じるのです。
でも、身体はすぐに覚えて慣れてくれます。
3週間を目指して歩き方に気持ちを向ける習慣、やってみてくださいね。
◆グループレッスン開催します。
日時:2014年4月10日(木)10:30~
場所:新宿駅徒歩約5分スタジオ
内容:正しい姿勢、歩き方の基本、足運び、腕の振り方、バッグを持った歩き方、など。
お問い合わせはホームページよりお願いいたします。
山田 十望子 【歩き方インストラクター】
記事テーマ
ママの日常生活は前かがみになってしまう動きが多くなります。料理に掃除、パソコン、お子さんのお世話、ベビーカーなど。悪い姿勢や歩き方は、猫背、肩こり、腰痛、頭痛、代謝が悪く太りやすい、筋肉つき方がアンバランスになる、など健康にも見た目にも様々な影響が出てきます。姿勢と歩き方を変えて心も体もHAPPYに変えていくコツをお伝えしていきます。