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こんにちは。世の中はすっかりクリスマス一色ですね。先日もクリスマスプレゼントの相談を受けました。「三輪車にするか？」ということでしたので２歳すぎているお子様でしたので「ストライダー」をおすすめしました。

さて、今回は「子どものスポーツ障害（怪我）」についてお話します。

運動不足の子どもの増加が問題視される一方で、前回ご紹介したように幼児期から野球やサッカーなどに特定の種類のスポーツに打ち込む子どもが増えています。そして、それと同時に発育発達期の子どもたちは、成長のスピードや時期が身体組織（骨や筋・腱）により異なることや個人差があるにも関わらず指導者や父兄による過剰なトレーニングをさせることでスポーツ障害が多くみられるようになります。

但し、ご父兄に１点気を付けていただきたいことは、怪我ばかりを気にして指導者にトレーニングの内容について過度に監視・注文をつけることは子どもと指導者との信頼性も崩れるので気を付けるべきである。

①発育発達期の身体的特徴

　小学校高学年から中学生にかけては成長期と呼ばれ、身長が急激に伸びる時期です。この時期は、骨の急激な成長に筋肉の発達が間に合わず、アンバランスな状態になり、骨と筋肉の付着部にストレスがかかりやすくなっています。

　身体の発達には、適度な運動刺激が必要ですが、過度の運動負荷は、子どもたちの発達途中の柔らかな骨に使いすぎが原因となる障害をおこす危険度が高くなっていきます。特に、身長の伸びる時期の骨には、成長軟骨層という弱い部分があり、ここを繰り返して激しい力が加えられる場合には障害がおこりやすくなります。

②ジュニアスポーツで起こりやすい怪我

　骨折や打撲、ねんざを外傷というのに対して、スポーツ障害とは、運動による疲労などが積み重なって発生する痛みのことをいいます。運動のしすぎや無理な動作の繰り返しによって発生する筋肉や腱の炎症や重症になると骨がはがれる剥離骨折や疲労骨折が知られています。子どもに多いスポーツ障害には、オスグット病、野球肘などがあります。

(引用　健康Salad　http://www.k-salad.com/kids/kidsbody/007_1.shtml ）

③ジュニアスポーツに多い怪我

　（スポーツ外傷部位）　1位　足・足関節

　　　　　　　　　　　　2位　手・手関節

　（スポーツ障害）　1位　野球肘

　　　　　　　　　　2位　オスグッド

　　　　　　　　　　3位　野球肩

　（種目に関係なく発生する障害）

・貧血　運動のしすぎ、特に持久系の種目や大量に汗をかく場合に発生しやすく、小学校高学年の女子に多い。

　予防・・・過剰な運動量をおこなわない・栄養バランスのとれた食事をする。

・ 腰痛症　運動時や運動後、腰に痛みやだるさがある。また、ももの筋肉の柔軟性低下がみられる。腰のそりすぎや長時間の中腰姿勢によって発生することが多い

・腰椎分離症　夕方や夜にかけて腰が痛む。ピッチングやスイング、シュートなどの腰をひねる動作によって発生することが多い。

　予防・・・過剰な運動量をおこなわない・極端に腰をそる姿勢をしない・股関節周囲のストレッチを運動前後に行う・腰部・股関節周囲の筋力強化をおこなう。 

（引用　健康Salad　http://www.k-salad.com/kids/kidsbody/007_1.shtml）

スポーツ障害を予防するために、スポーツキッズまたは指導者・父兄には以下の５つのポイントをぜひ実践してください。

①十分なウォーミングアップとクールダウンをおこなう

　運動前は軽いジョギングなどでからだを温めた後、ストレッチをおこないましょう。

　運動後は股関節、腰、肩甲骨を中心にストレッチをおこないましょう。

②運動頻度、時間、運動量に注意する

　運動頻度は週３～４日まで、１回の運動時間は2時間以内にしましょう。

　同じ動作を反復する場合は、あまり多くの回数をおこなわないようにしましょう。
 

③正しいフォームを身につける
　高度な技術練習よりも、まずは正しいフォームを身につけましょう。 
 

④1年中同じスポーツをおこなわない

　シーズンオフには他のスポーツも行いましょう。

⑤コンディショニングの意識を持つ

　必要に応じて筋力トレーニングをおこないましょう。

  お風呂上りなど、家庭でもストレッチをおこなう習慣をつけましょう。

（引用　健康Salad　http://www.k-salad.com/kids/kidsbody/007_1.shtml） 
 

子どもたちがスポーツを頑張るために、全力でプレーできる体力は、「栄養のある食事」と「規則正しい生活（睡眠）」が基本となります。成長期の子どもたちの健全な身体づくりは、ご両親しかできないのです。

スポーツ障害については、ご相談は勿論コーチにすることも必要ですが、コーチはあくまでも競技を指導する人、スポーツ障害についてはスポーツトレーナーにご相談することがベストだと思います。弊社でもご紹介できるトレーナーさんは沢山いらっしゃいますのでお困りの方はご相談ください。