それって家族のためだったんだ！｜輝くママ

それって家族のためだったんだ！/2013年9月

今日の魔法のひとこと　

こんにちは。よしだるりこです。

今月からは「パパに贈る魔法のひとこと」として、パパが言われるとついうれしくなっちゃう言葉を取り上げていきます。うれしくなったパパは家事や育児を積極的に手伝ってくれるようになるので、言ったママもうれしくなっちゃう笑顔いっぱいの魔法の言葉です。

さて、第一回の今回は「ありがとう」。

定番ですが、一番喜ばれる言葉です。

「ありがとうなんて言われてもちっともうれしくない！」なんて人にはまだ会ったことがありません。

言い方など、ちょっとしたポイントを押さえておくと、更に喜ばれる言葉になりますね。

ただ、うれしい言葉の定番ですが、日々一緒に過ごす夫婦の間ではなかなか聞こえなくなる言葉でもあります。

「こんなやり方じゃ全然ダメ、やらない方がまし。こんなレベルじゃ言えない」

「私に言われてようやくやっただけなんだから言う必要はない」

「私だっていつもやってるけど、言ってもらったことがない。だから向こうが言うまでは言わない」

うん。どれも納得。

私もそうでしたし。

ちょっと私の体験をお話しさせてくださいね。

それって家族のためじゃないでしょ？

結婚当初は仲の良い普通の夫婦でしたが、子どもが生まれてから雲行きが怪しくなった時期がありました。

息子が生後6ヵ月で手術を受けることになった時のことです。

毎日毎日、週末だって残業と仕事三昧の夫でしたが、息子が全身麻酔の手術を受けるとなればちょっとはそのペースが落ちると考えていた私。しかし、それは甘い考えでした。

なんと夫は10日間の入院中、2回しか病院に来なかったんです。

「病院が開いてる時間に仕事が終われる人はいいけど、自分はそんな仕事じゃない。家族のために仕事しているんだからしょうがないだろう」というのが夫の言い分でした。それを聞いて私はくらくらしてしまったんです。「だって、あなたの仕事は内容も働き方も独身時代からずっと同じで、家族がいてもいなくても結局おんなじでしょ！！！」

病院にいる間は言えませんでしたが、帰宅後は何度も同じことでケンカしていました。「もしかして、この人には感情がないんじゃないの？？」とまで思った時期もあったくらいです。

ただ、私は知らなかったんです。男性の考え方というものを。

家族の為、と思うだけで、妻が昼間自分がいない間に高くて美味しいランチを食べていても、散々夫ののグチを他人にぶちまけていても、まったくそんなこと疑うことなくイヤな仕事もがんばれる生き物だっていうことを。

それに、大変な時に一緒にいて共感を示すことが大切なのではなく、有事の際にこそ自分の仕事をがんばらなければと思うということも。

そんなことを知ってしまうと、お互いの考え方のあまりのすれ違いぶりに力が抜けてしまいました。。。

だからってすぐになんでも感謝して、素直に「ありがとう」と言えたかというとそうではありませんでしたが(笑)それでも言うことに対する抵抗感は薄れました。

言ってみるとこんな変化がありました

「ありがとう」の効果は絶大で、今では掃除する割合が私より夫の方が増えました。

掃除は私がいっちばん（力いっぱい言います！）不得意な家事なので、夫がやってくれるのがとてもありがたいです。「家にいるんだからやってよ」と相変わらずぶつぶつ言う夫ですが「わー、やってくれたの。ありがとう！！」と言うとそれ以上追求されません。

毎回毎回「今日掃除しておいたから」と言われるのは少々面倒なのですが、それでも「ありがとう」だけは忘れないようにしています。間違っても「私はもっとたくさんやっているのよ！」なんて言いませんよ(笑)

その時だけは、寝ている間に掃除をしてくれる妖精さんに言うような気持ちで「ありがとう」を伝えます。

最初はそっぽを向いてもOK！ぶっきらぼうでもOK！

どんな言い方でもいいから言えばOKです。

Information/お知らせ

　９月のイベント**************************************************

　9/15（日）　14:30-　ブロック解除体験会@自由が丘（お茶代は実費）
　9/17（火）　13:00-　私をもてなす魔法のお茶会@六本木（ブロック解除１個つき）
　9/22（日）　14:30-　ブロック解除体験会@自由が丘（お茶代は実費）
　9/27（金）　11:30-　もっとHappyな家族になるランチ会@赤坂（ブロック解除１個つき）