『YOGA』では、呼吸に意識を向けゆっくり、ゆったりと呼吸をしながらポーズ(アーサナ)を行います。
ポーズを行わない、普段の生活の中にもYOGA の呼吸を取り入れることで心や体がリフレッシュ・リラックスすることが出来ます。
それは、日本人が緊張した時に行う 深呼吸 (深い呼吸)です。
吸う時には、新鮮なエネルギーを取り入れて吐く時には、体内の毒素や老廃物を外に出していきます。
何気なくしている呼吸を意識的にすることによって心と体に様々な変化が起こっていきます。
例えば、腹筋を付ける方法としても。
お腹に手を置いて鼻から息を吸って吐いてみましょう。
お腹が固くなっているのがわかります。
たった、呼吸だけ、何も必要も無く普段していることが 筋力トレーニングにもなっていくのです。
「呼吸の強さは、生命力の強さ」と言われるぐらい呼吸は、重要なものとなります。
吸い込んだエネルギーと共に自分の意識も内面へと向き自分自身を見つめることができる。
自分を見つめることがyoga。
見つめることができることも、yoga。
心にフォーカス出来ることも、呼吸であります。
母となり、子ども中心な日々を過ごしているとき、自分の時間が作れないことでイライラしたりすることがあると思います。
呼吸は、1人で必ず毎日行っていることです。
ゆっくり、ゆったりと深い呼吸を毎日の生活の中でこの時、この時間と決めて行ってみましょう。
その時に、ただただ呼吸をするだけ。
何も考えないことです。
この「無」の時間がきっと、温かい気持ちにさせてくれるはず。
例えば、1人になれる お風呂やお手洗いの時間で3回だけ、ゆっくり呼吸をしてみましょう。
そして、「今日も呼吸ができる健康な元気な体であったこと」に感謝しながら呼吸をしてみてください。
母や妻というステージでもあることにも感謝できますし、1人の人間として「生まれたこと」。
原点に気づきを得ることが出来れば、きっと深い呼吸が 自分で行う 自分だけの呼吸が自分を癒してくれることになるでしょう♪
是非、イライラしてしまう時間ほど。。。
ゆっくり(丁寧)呼吸の時間を楽しんでみてください。
村田 寿美礼 【ヨガインストラクター/イベント運営企画】
記事テーマ
産前産後のママの心の悩みに体の悩みを、3児の母でありヨガインストラクターsumireが、ママ向けに日常で使えるヨガをお伝えしていきます。子育て中にも、夫婦間の悩みに仕事の悩みにも生かせるヨガ的な心を一緒に育てていきましょう。