2013年度日本にとって嬉しいニュース! 和食がユネスコの無形文化遺産に登録されました。
*無形文化遺産登録・・・各地域で長い時間をかけて受け継がれてきた伝統や慣習などの文化を、保護すべき遺産として認定する制度
●「和食」の基本の「だし力」
1)味覚(甘味・塩味・酸味・苦味・旨味)の中の「旨味」がたっぷり!
「旨味成分」
かつお節・煮干し・・・イノシン酸(核酸)
昆布・・・グルタミン酸(アミノ酸)
干ししいたけ・・・グアニル酸(核酸)
*核酸とアミノ酸の統合で旨味の相乗効果
=昆布をかつお節・煮干し・干ししいたけと併せて使用
①素材の味を生かす
*薄味でも美味しい
②美味しさワンランクアップ
③「旨味成分」の利用で減塩効果
*「旨味」があると塩味が気にならない
④「旨味成分」で減脂質効果
*「旨味」と炭水化物(でんぷん・・・ごはん・パン・じゃがいも等)と結び付くと、
脂質(油・肉・魚等)と同じ満足感が得られる
=(例)ごはんとみそ汁で脂質の摂取量減
2)風味(香り)は大切
①食欲増進
②料理の味を引き立てる
●味覚体験(日常の食生活環境)で豊かな味覚を・・・
①最強の調味料の「だし」で味がわかる力を育てる
*味覚の形成は10歳頃まで
*化学調味料は豊かな味覚を損なう
②次世代へ繋ぐ「おふくろの味」
*日本ならでは世界に誇れる伝統の味
荒木 典子 【料理研究家】
記事テーマ
「食」に関するデーマ毎にたくさんの情報&コツをお伝えしていきます!毎日の食事が身体を作り健やかな心を育てていきます。 1人1人の食生活が土台となり、食が未来を変えていきます!笑顔の嵐が起りますように・・・~「食」を通じてたくさんの方々がHAPPYに~