アロマ心理学は、心や気分のコントロールにアロマ=香りをうまく利用するための理論です。この理論を実践するためにまずやるべきことは、今の気分や心の状態を知ることです。ここでは、私が作った感情チェックテストを披露しますので一度やってみてください。
あなたが、ストレスに出会った時の反応を以下から選んでください。
(A)ひとりでいたくなる
(B)不機嫌な態度を取ってしまう
(C)気晴らしなどの行動を取る
どれもって言う人もいると思いますが、その中でもよく陥りやすい、という基準で選んでくださいね。
結果をお伝えしますね。
(A)タイプの人の基調感情は「悲しみ」です
嫌なことがあると陰に閉じこもり、ひとりで悩むタイプです。自分で何でも解決しようとする傾向にあるので、傍からはストレスがあるように見えないかもしれません。
こういうタイプの人は、ストレスがたまると気力が低下しますので、出来るだけゆっくり休むことが大事です。無理に動くと身体からストップのサインが出てくるかもしれません。休息したら気晴らしになることをするのがおすすめです。
(B)タイプの人は、「怒り」タイプです。
人、物事、すべてを思い通りにしたい欲求が強いタイプですので、それがかなわない状況になると、イライラし、何かにあたったり、人や自分を痛めつける言動に出がちです。
こういうタイプの人は、怒りとの付き合い方を学習する必要があります。まずは、怒りを感じたら、外に出さないようぐっと我慢することです。
怒りをそのまま出してしまうことは、人も自分も傷つけてしまう行為ですので、
その場からまずは離れてみることをおすすめします。
怒りが収まらない時は紙に感情を吐き出してみてください。
(C)タイプの人は、「不安」タイプの人です。
このタイプは、ストレスフルな状況になると、それを認めないで済む行動に出ます。飲食、お酒、買い物などに走るのもこのタイプが多いです。
不安の一番の解消は、不安な気持ちを聴いてもらうことなので、自分を否定しない相手に話してみましょう。それだけで少し楽になります。あとは、不安は永遠には続かないと自分に言い聞かせることも大切です。
皆さんのタイプはいかがですか?
(A)の方におすすめのアロマは、ベンゾインやフランキンセンスといった香りです。
(B)の方にはイランイランやラベンダーがおすすめです。
(C)の方はゼラニウムやオレンジスィートなどがおすすめです。
まずは、自分の今の感情を知ること、そして香りをうまく利用することで気分をコントロールすることが出来ます。ただいい香りーではなく、その人にとってどういいのかを見つけていく、それがアロマ心理学の醍醐味です。今回のチェックテストを通して自分の気持ちと向き合ってみてください!
小池 明子 【アロマ心理カウンセラー】
記事テーマ
アロマテラピーのジャンルのひとつにアロマ心理学を使ったメンタルケアがあります。 このコラムでは、ママがイキイキとした生活を送るための心理学的なアドバイスと心理効果の高いアロマを取り入れる方法をご紹介します!疲れた時、元気を出したい時、癒されたい時など、自分の気持ちや心にぴったりのアロマを見つけて楽しい毎日を送ってください。