女性は一生を通じて女性ホルモンに影響されて生きていきます。心も体もホルモンによって微妙に変化するので、私たちは女性ホルモンと上手に付き合うことが必要です。更年期になると更年期障害といって、閉経後の女性は女性ホルモンであるエストロゲンが欠乏することによって心身の不調を訴える症状を訴える方が増えてきます。自律神経のバランスが崩れたり、のぼせることが増えるなどはよく聞かれますね。実は精神症状もあり、抑うつ状態が増えたり、イライラや不安などの情緒不安定になりやすくなります。
このような女性特有の症状に対してアロマはとても馴染みがいいです。お薬のような副作用もなくバイオリズムに合わせて効果を発揮してくれます。では、女性ホルモンを整えてくれるアロマを紹介しますね。同時にメンタルに効果のあるオイルとして、イランイラン、カモミールローマン、ゼラニウム、クラリセージ。これらは、ホルモンがアンバランスになっている時に起こりやすい、情緒不安定な気分を立て直すのにも役立ちます。
今回は、化粧水を作って朝晩のケアにアロマを取り入れる方法を紹介します。
【準備】
精製水45ml、エタノール5ml、グリセリン5ml、スプレー容器
ラベンダー6滴、クラリセージ3滴、カモミールローマン1滴
【作り方】
1: エタノールに精油を混ぜ合わせます。
2: 1に精製水、グリセリンを加えてできあがり。
【使い方】
朝晩のスキンケア時にぱしゃぱしゃとお顔につけて、その時に香りを鼻から十分吸い込んでくださいね。
小池 明子 【アロマ心理カウンセラー】
記事テーマ
アロマテラピーのジャンルのひとつにアロマ心理学を使ったメンタルケアがあります。 このコラムでは、ママがイキイキとした生活を送るための心理学的なアドバイスと心理効果の高いアロマを取り入れる方法をご紹介します!疲れた時、元気を出したい時、癒されたい時など、自分の気持ちや心にぴったりのアロマを見つけて楽しい毎日を送ってください。