こんにちは。小池明子@アロマ心理学です。先週末の3連休に仙台へ行ってきました。もちろん、アロマ心理学のレッスンでです。
その中間日には、ママまつりという私が理事を務めるNPO団体が主催するイベントにも出展したりして、現地の人たちと触れ合い刺激を受けた3日間となりました。以前から被災地での支援を希望してはいたのですが、なかなかチャンスがなかったので今回の仙台での仕事はすごく嬉しくて、私に何が出来るかを見極めてこようと決心しての旅でした。
私自身は19年前の阪神大震災を大阪で体験しています。直接の被害はありませんでしたが、すぐ近くの西宮、そして神戸が壊滅状態になったことに、非常にショックを受けました。その頃は、まだアロマや心理学の仕事を始めたばかりで、被災地へ出向いての支援とまではなかなか勇気が出ずじまいでした。
そして、今回、仙台で出会ったお客様たちの話は、とてもリアルで、ここは本当に被災地なんだと、実感させられるものでした。震災から3年が経って更地になったところも多いようで、震災の爪痕を確認できるところはほとんどないのかもしれません。しかしながら、私が話を聴く限りでは、心の傷は癒えるどころか深刻になっている状況もあるのだと思いました。
特に子どもたちの心が傷ついたままになっているのが気になります。ちょっとした揺れに敏感だとか、ひとりで留守番できなくなったとか。大人も傷ついているので子どもの気持ちに客観的に関わるのは難しいのかもしれません。ただ、やはり子どもは傷ついているので、何らからのサポートが必要だと思います。
さて、私たちに何が出来るのか。アロマ心理学で何が出来るのか。今回の仙台でアロマ心理学を受講して下さった方たちと具体的な支援への道を探りつつ実践していきたいと考えています。被災者の方は、震災の記憶が風化することを恐れます。みんなが忘れてしまうのではと不安に思っています。私たち、周辺の人間が、まだまだ、被災地は大変なんだという事実を伝えることが、何よりも大切だと感じました。
次回の後編では、アロマ心理学でどんな支援が可能か考えてみたいと思います。
小池 明子 【アロマ心理カウンセラー】
記事テーマ
アロマテラピーのジャンルのひとつにアロマ心理学を使ったメンタルケアがあります。 このコラムでは、ママがイキイキとした生活を送るための心理学的なアドバイスと心理効果の高いアロマを取り入れる方法をご紹介します!疲れた時、元気を出したい時、癒されたい時など、自分の気持ちや心にぴったりのアロマを見つけて楽しい毎日を送ってください。