アロマを有名にしてくれたのは、やはりこの方の功績が大きいでしょう!万能オイルで有名なラベンダーです。
植物としては目からも癒し、鼻からも癒し。ラベンダー畑に行くと全身で癒されるというすごい植物です。
では、ラベンダーが有名になったのは、見た目や香りだけなのでしょうか。
ラベンダーは、古代ローマの時代から人々に愛用されていました。ラベンダーの語源はラワレ=洗うという意味のギリシャ語で、その名が現す通り、あらゆるものをきれいにしてくれるハーブとして使われていたそうです。傷や病気の回復を早めてくれたり、気分を落ち着かせてくれたり、重宝されてたのでしょうね。
現代では、「浄化」というキーワードで心身共に清めてくれる優れたアロマオイルとしても有名になりました。そしてメンタルの不調にラベンダー、アロマ業界の人間にとっては常識とまでなったのですからすごいですよね。
さて、このラベンダーは、薬効成分がとても多種含まれていることでも有名です。この多種類の成分がラベンダー万能と言われる所以です。つまり、成分がいろいろ入ってるということは、あらゆる効果が期待できるということ。
例えば酢酸リナリルという成分ですが、これは痛みを和らげたり神経を鎮静させると言われています。また、ラベンダーは自律神経のバランスを取ることで有名なので睡眠を改善するためによく使われます。
そして、心理効果でいうと神経鎮静成分が入っているので、気持や心を落ち着けてくれる効果が期待できるというわけです。ただし、アロマ心理学観点からいうと、この香りが嫌いであれば良い結果を生むことはないので、あくまでも好きである、というのが前提です。
好きであれば、例えばイライラする、焦る、不安だ、などといったネガティブな気持ちを落ち着かせるのには格好の香りと言えるでしょう。お風呂に入れてゆっくり深呼吸します。または、眠る時に枕元に香りを漂わせる。これだけのことでも、確実に気持ちは変化します。
万能アロマの代表ラベンダーは、やはり万能ということですね。ほんとに心身の調子をよくしてくれると思いますよ。
小池 明子 【アロマ心理カウンセラー】
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アロマテラピーのジャンルのひとつにアロマ心理学を使ったメンタルケアがあります。 このコラムでは、ママがイキイキとした生活を送るための心理学的なアドバイスと心理効果の高いアロマを取り入れる方法をご紹介します!疲れた時、元気を出したい時、癒されたい時など、自分の気持ちや心にぴったりのアロマを見つけて楽しい毎日を送ってください。