12月に入り、冬の訪れを感じる人も増えてきたのではないでしょうか。私もそのひとり。すっかり子供たちの外の格好も冬の格好になりました。
先日、娘の通っている園で絵本の読み聞かせをしてきました。ちょうど冬のはじまり、もしくは冬のはじまりのちょっと手前の時期だったので、読む予定の3冊のなかの1冊に、「ふゆじたくのおみせ」(ふくざわゆみこ作・福音館書店)という絵本を取り入れました。
山の動物たちのふゆじたくの様子、くまさんとやまねくんのお互いを思いやるあたたかい気持ち。丁寧にかきこまれた光景とゆたかな山の風景をバックに何度読んでもこころがあたたかくなるおはなしです。だいたい3歳か4歳くらいになったら楽しめる絵本です。もちろん2歳のおともだちも興味を示したら読んであげるといいと思います。今0歳1歳のお子さんの子育て中のお母さんには、来年の冬のはじまりの前にぜひ読みきかせをしてほしい1冊ですね。
0歳1歳2歳のお子様に、そしてすべてのこどもたちとわたしたち大人にもおすすめしたいのが、「きらきら」(谷川俊太郎・アリス館)という大型絵本、いえ大型写真集です。美しい雪の結晶たちが、大きく載っています。きれいな雪の結晶たちの写真をゆっくり、おかあさんのおひざのうえで楽しんでほしいな、と思います。
ごくごくシンプルなことばでつづられる詩人でもある谷川俊太郎さんの言葉たち。大人が読んでいても、ぐっときます。
今日は寒くてお外にでたくないなぁという日もあってもいいと思います。ぜひ絵本といっしょに冬のはじまりをお子様といっしょに楽しんでくださいね。
井上 希世奈 【自然な親子フォト撮影人・絵本とわらべうた案内人】
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自然な風景を撮影する親子フォト撮影人として、そして絵本とわらべうたの案内人として、お子さんのキラキラした好奇心やママのリフレッシュを応援!子育てに役立ち、ママもワクワクする情報を発信します。エネママ大使として北海道の自然と再生可能エネルギーについてママができることや、アルバム大使として大切な写真を彩り保存する方法についても情報発信します。