11月になり、すっかり秋も深まりました。
このところ、私のところにはわらべうたのリクエストをたくさんいただきます。
だんだんと寒さが増し、今日のお散歩どうしようか、というときも、わらべうたは私たちや赤ちゃん、ちいさなこどもたちに寄り添ってくれます。
私がわらべうたをやってほしいとリクエストを受ける場は、たいていこどもたちは異年齢交流の場であることが多いです。
そこには1歳児も2歳児も3歳児も4歳児のおともだちもいます。
年齢の異なるこどもたちが、ひとつのわらべうたを楽しむときは小さな月齢のおともだちに合わせてのわらべうたあそびをすると、とてもこどもたちも喜びます。
例えば、『大根つけ』というわらべうたがあります。
『♪大根つけ大根つけ裏返し
♪大根つけ大根つけおもて返し♪』
このフレーズの繰り返しから成るわらべうたです。
1歳を過ぎて、たん・・・たん・・・たん・・・と、お座りをしておひざをたたけるようになると、この大根付けのリズムにあわせて自分のひざをたん・・・たん・・・たん・・・とたたけるようになります。
「裏返し♪」で、手の甲をひっくり返して手の平を向けたりすることもだんだんできるようになってきます。
3歳を過ぎると、今度はお母さんと2人1組になって向かい合わせに座り、アルプス一万尺の手遊びのように手を重ね合わせてリズムをとれるようになってきます。
「裏返し♪」で、手の甲と手の甲を合わせるのです。
4歳を過ぎると、みんなでの集団遊びができるようになってきます。みんなで輪になって、リズムに合わせてちいさくジャンプをし、「裏返し♪」で輪の外側を向くあそびができます。
ひとつのわらべうたで異なる遊び方ができること。ぜひ取り入れてみてくださいね
井上 希世奈 【自然な親子フォト撮影人・絵本とわらべうた案内人】
記事テーマ
自然な風景を撮影する親子フォト撮影人として、そして絵本とわらべうたの案内人として、お子さんのキラキラした好奇心やママのリフレッシュを応援!子育てに役立ち、ママもワクワクする情報を発信します。エネママ大使として北海道の自然と再生可能エネルギーについてママができることや、アルバム大使として大切な写真を彩り保存する方法についても情報発信します。