10月になり、北海道はずいぶんと肌寒くなり、少しずつ紅葉も進んでいます。秋が深まっていく様子が日に日に感じます。
さて、今日は私が現在関わっている再生可能エネルギーについて考えるママ「エネママ」、そして北海道の自然と再生可能エネルギーについてお話をしたいと思います。
再生可能エネルギー、もしくは再エネ。皆さんは聞いたことがあるでしょうか。
馴染みがないというママさんもテレビなどできいたことがあるというママさんもいらっしゃると思います。
太陽光や風力や地熱といった自然のちからをエネルギーにしたものが再生可能エネルギーです。
現在、日本のエネルギー自給率は何パーセントだと思いますか。ちなみに食料自給率は40%です。
食料自給率の40%も少ない上に、エネルギー自給率はたった4%で、あとの96%のエネルギーは全て外国からの輸入されている現状です。
震災以降、少しずつエネルギーについて関心を寄せるママが増えてきました。
みらいを生きるこどもたちへ、私たちはママとしてどんなエネルギーを選択したいのか。
クリーンで自然のちからを再利用した再生可能エネルギーがもっと普及したらいいな、と。
そして、そんなエネルギーのことを考えるきっかけのひとつとして、エネママカフェがだんだん広まっています。
エネママカフェは経済産業省とNPO法人チルドリンによる共同事業で、エネルギーを私たちの問題として考え、楽しく可愛くみんなでソーラー充電ライトのデココラージュ体験などのワークショップを通して、エネルギーについて知ることができます。
エネママカフェは全国のエネママ大使が開催しています。みなさんのお住まいの地域でも、エネママカフェが開催されるかもしれません。どこでエネママカフェが開催されるのか、はFacebookのエネママカフェのページや、エネママサイト(イベント予告については現在準備中)でご案内しています。そちらをご覧ください。
(お知らせ欄のリンクよりご確認ください)
北海道で暮らして、北海道でも冬に大雪が降る地域や雪がそんなに積もらない地域など、地域によって違いはありますが、平均して、昨シーズン2012年の降った雪の量はとても多く、住んでいる自治体が排雪や除雪をブルでしてくれるのですが、それでも追い付かずに我が家の車は去年は2回、雪に埋まりました。(車が雪山や雪のふきだまりにはまってしまい、どうやっても動かない状態)
北海道に住む人は大雪が降るたびに「、、、またか。」と毎日の家の前の除雪や車からの雪おろしに精を出す日々。雪は大好きです。キラキラして綺麗です。雪あそびも楽しいです。けれど、北海道の冬の生活と大雪として考えたとき、雪でたいへんな思いをする人もいることも事実です。
北海道札幌市にモエレ沼公園という大きな公園があります。夏は水遊び場や海の噴水などで家族連れでにぎわう場所です。シンボルでもあるガラスのピラミッドの真下は巨大な貯雪庫になっていて、ここに貯められた雪が次の夏シーズンに冷房の一部として利用されます。
ここ数年の大雪で雪捨て場も次々と満杯になっていますが、大雪を冷房として夏につかうシステムがもっと増えますように、という期待を込めて。北海道の大自然が再生可能エネルギーとして活用されることを願って。
まずは「知る」ことからはじめませんか。
北海道では札幌からエネママカフェはじまります。11月を予定しており、詳細決定次第こちらでもお知らせしたいと思います。
井上 希世奈 【自然な親子フォト撮影人・絵本とわらべうた案内人】
記事テーマ
自然な風景を撮影する親子フォト撮影人として、そして絵本とわらべうたの案内人として、お子さんのキラキラした好奇心やママのリフレッシュを応援!子育てに役立ち、ママもワクワクする情報を発信します。エネママ大使として北海道の自然と再生可能エネルギーについてママができることや、アルバム大使として大切な写真を彩り保存する方法についても情報発信します。