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赤ちゃんとわらべうたの出会い/2013年7月

泣いている赤ちゃんと「こりゃどこの地蔵さん」

私がわらべうたと出会ったのは娘が生後2ヵ月のときでした。

はじめてのわらべうたで

娘はじぃーっと私を見つめたり、静かに微笑んだり、

私自身もとても心地よくて、

娘といっしょにたくさんわらべうたで遊ぶようになりました。

 

乳児対象のわらべうたのひとつに、

「こりゃどこの地蔵さん」があります。

 

このわらべうたは、

赤ちゃんをママが抱っこしながら、もしくは両腕でしっかり赤ちゃんの両脇を支えて、

「こりゃどーこのじーぞうさん♪うみのはたのじぞうさん♪」・・・と、ゆらゆら左右にゆらす動作をして、

「うみにつけて、どぼーん」・・・で、両腕で支えたまま赤ちゃんを下にひゅーと降ろすわらべうたです。

 

このわらべうたをした途端、

娘だけではなく、隣の赤ちゃんも喜び、赤ちゃんの表情がキラキラ輝いているのです。

 

子どもを両脇で支えながら、一番最後の「どぼーん!」で、上から下にゆっくり赤ちゃんを降ろすときに、

機嫌が悪かった赤ちゃんはニコニコし、何度もやるとママの二の腕がプルプルしてスクワットのような動きをするので、

ママの産後のよい運動にもなります(笑)

おうちでパパにもぜひやってもらいたいわらべうたのひとつです。

そのままのあなたを愛してると自然に子どもへ伝えるわらべうた

IMG_0180-3.jpg

同様に、乳児からのわらべうたのひとつに、

「こーぶろこーぶろ」があります。

 

こーぶろこーぶろ・・・と唄いながら、

赤ちゃんをゆらゆら抱っこして、

最後に、「〇〇ちゃんがかわいい、ぎゅーーーーーっ」と、

思いっきりわが子をギューします。

赤ちゃんはもちろん、少し大きい年長さんや小学生になっても、

とっても嬉しそうにギューされているのをみると、

私も胸がキュンとし、こころがあったかくなります。

 

そして、同時に、そのままのあなたを愛していますよ、と

肌と肌のぬくもりから、自然に伝えることができるわらべうたを

ますます大好きになるのでした。

わらべうたと日常生活のつながり

乳幼児向けのわらべうたで遊んでいると、

「こりゃどこの地蔵さん」のような大きな動きのあるわらべうたのほかに、

顔や指や手の甲など、

からだの部位をつかったわらべうたの種類の多さに驚きます。

たとえば、顔の部位をめぐるわらべうたに、

「おでこさんを」というわらべうたがあります。

 

ひたいをなでて、

目のまわりをなでて、

鼻の穴をつまんで

口のまわりをなでて、

顔のまわりをぐるっとなでます。

 

娘が乳児だったころ、

私は娘の顔を拭かれるのを嫌がる時期は特に

このわらべうたを唄って、毎朝お顔を拭いていました。

たいてい機嫌よく顔を拭かせてくれて、

私自身も気持ちの良い朝をスタートさせることができました。

 

「あそぶ」だけではなく、

「日常の生活」とも、とっても深い関係があるわらべうた。

ぜひ皆さんも子育てや生活に取り入れてみてくださいね。

 

参考文献:明治図書 「新訂わらべうたであそぼう乳児のあそび・うた・ごろあわせ」 コダーイ芸術教育研究所 著

Mama's profile/プロフィール

井上 希世奈

井上 希世奈 【自然な親子フォト撮影人・絵本とわらべうた案内人】

記事テーマ

フォトと絵本とわらべうたで親子のキラキラを応援!

自然な風景を撮影する親子フォト撮影人として、そして絵本とわらべうたの案内人として、お子さんのキラキラした好奇心やママのリフレッシュを応援!子育てに役立ち、ママもワクワクする情報を発信します。エネママ大使として北海道の自然と再生可能エネルギーについてママができることや、アルバム大使として大切な写真を彩り保存する方法についても情報発信します。

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