子どもたちは知らないことを知ることが大好きです。
なぜ?どうして?は子どもの専売特許です。
いろいろなことを教えてあげたい・・・
でも、その時に大切なことは、「楽しいこと」!!
いろいろな体験を通じて、「楽しむこと」を覚えた子どもたちは、どんどん勉強が好きになります。
楽しいから、好きになって、得意になっていくのです。
そして、実は、生活や遊びの中にこそ、学びがあります。
ゲームやワークや工作を通じて、数に親しみ、さんすう=楽しいもの、という考えを幼少時に体感することが大事です。
日々の暮らしの中で、「学びを楽しめる基礎力」をつけていったお子さんは、「やる気スパイラル」を作ることができるのです。
早くペーパーワーク(プリント)を始めなければ・・・と思っていませんか?
ペーパーをする前にやるべきことがたくさんあります。
幼児期の学習は、小学校に入ってからの学習とは違います。
まず、暮らしの中で数字に触れること、そして、事物学習をしながら、さんすうの概念を身に着けることが大切なのです。
今は、100円ショップにも、さまざまなドリルが売っています。
ドリルも必要ですが、まずは、具体的なもので実感として体感してから、プリント学習をしないと、思考力が身に付きません。
その基礎ができていないお子様にプリント学習ばかりさせると、わからないことばかりで、学習嫌いの子どもをつくる恐れさえあります。
さんすうは公式を丸暗記して解くものではありません。
機械的に足し算だけができるようなお子さんに育ててはいけないのです。
いきなり数字を書かせたりするよりも、理解力・思考力を養うことが大切です。
数字の持つ意味をきちんと理解させることが大切です。
1 と 5 では、その「量」に違いがある、ということ。
1枚のクッキーを3人にあげると、3枚必要なのだ、ということ。
「考える」ことができないと、応用力がつきません。
そして、その数学的・論理的思考力のもとは、幼少時に作られる、と言われています。
あまり、目先の計算の速さ、などにはこだわらず、じっくりと、「数感」 を身に着けてあげて、考えることのできる
お子様にそだててあげてくださいね。
☆ このたび、幼児向けさんすうインストラクター養成講座を開講いたします。
ご自分のお子さまにさんすうを教えたい方、幼児にさんすうを教えたい方のご応募をお待ちしています。
プレ講座 (説明会) ・・・ 9月21日、25日、27日 10時~12時
☆ 詳しいことは、HP、ブログをごらんください。
大迫 ちあき 【算数コーチャー】
記事テーマ
生まれつきの子供の能力に差はありません。「算数って面白い!」「お勉強って楽しい!」とお子様に感じさせてみませんか?大切なのは「環境づくり」です。算数好きの子供に育てたければ、圧倒的に「幼少時」の取り組みが大切です。日々の暮らしの中で、子供たちが「学びを楽しめる基礎力」を付けていく方法をご紹介していきます。