人はものを目で見て、それを脳に伝えていろいろなことを理解しています。
ですから、目でものを見ることは大切なことです。
お子様が小さいころは、できるだけ具体物を使って数を理解させてあげることが必要です。
「2」という数字が、「あるものが2個ある状態」 であり、「3」という数字が、「あるものが2個あるよりも1個多い状態」である、ということを、具体的におはじきや物を使って理解させてあげましょう。
これが、「数の概念」につながっていきます。
さらに、字であらわされているものを、絵を使ってあらわしてみたり、図を描いてみたりしてみましょう。
たとえば、「大きさ」や「長さ」を比べる問題では、実際に絵に描いてみるととてもわかりやすくなります。
まる、さんかく、しかく・・・・こういう形を理解するには、まず、そのものに実際に触れることが必要です。
身の回りにある、いろいろな形に触れましょう。
そして、「これはしかくね。」「これがさんかくよ。」と、お子様に理解させてあげてください。
積み木を積み重ねる、パズルを並べる…などの問題は、必ず、実際のものを使って学習するようにしましょう。
自分の手を動かして、ああでもない、こうでもない、と試行錯誤するときに、人間の脳はとても成長します。
自分で考えて、それを手先を使って実現する、ということができるようになるのです。
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他にも、五感を使って、いろいろなことを学ぶことができます。
ぜひ、お子様が小さいときに、紙と鉛筆を使わない学習、五感を使った学習で親子で楽しんでみてくださいね。
☆ M&C Studyroom では、未就学児を対象とした
お子様の五感をつかった「さんすうスクール」を開いております。
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大迫 ちあき 【算数コーチャー】
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生まれつきの子供の能力に差はありません。「算数って面白い!」「お勉強って楽しい!」とお子様に感じさせてみませんか?大切なのは「環境づくり」です。算数好きの子供に育てたければ、圧倒的に「幼少時」の取り組みが大切です。日々の暮らしの中で、子供たちが「学びを楽しめる基礎力」を付けていく方法をご紹介していきます。