東洋医学では、「風邪(かぜ)」と書いて「ふうじゃ」と読みます。
外因(外邪)が体内に侵入することで、症状があらわれ、
抵抗力よりも邪気が強いと、発症すると考えられています。
「風」の邪気は一年中あらわれやすいのですが、
この時期、「春」に強く出る症状として、、
・頭痛
・のどの痛み
・鼻づまり
・ まぶたや顏のむくみ
・めまい、ふらつき など、
首から上の部分に現れやすいのが特徴です。
軽く、そして高く舞うという性質のある「風」。
そのため症状も急速にあらわれます。
また、患部の移動や、症状が出たり消えたりしやすいのも特徴です。
冬と違って、暖かくなってくると、つい薄着で過ごしたり、「予防」するという行動を怠りがちです。
「風邪は万病の元」、しかもいったんかかってしまうと、なかなか効果的な治療法はないですよね。
なので、まずは日ごろから予防するという意識で行動することを忘れずに☆
風邪の予防には、、
・うがい
・手洗い
・マスクの着用
・人ごみを避ける
・適度な加湿
など、オーソドックスでシンプルですが、予防法としては効果があります。
また、睡眠が不足したり、栄養が偏ると、身体の抵抗力が落ちて、風邪をひきやすくなります。
・よく寝ること。
・栄養バランスに気を付けること。
この辺りも日ごろから気を付けてあげましょう(*^ー゚)b
この時期は、日中は汗ばむ陽気でも朝晩は冷え込んだり、前日との気温差が10℃以上あるなんてことも!
いくら予防をしているつもりでも、風邪をひいてしまうこともありますよね(>_<)
そんなときに効果的なツボをお伝えします。
マッサージを行う際は、大人のように強い刺激は必要ありません。
軽いタッチでやさしくなでてあげれば大丈夫。
決して強く押したりしないよう、気を付けてくださいね。
1.迎香(げいこう)
鼻孔のすぐ外側。小鼻の両サイド。
鼻水やくしゃみ、鼻づまりなど、鼻の症状に効果的なツボです。
人差し指や中指の腹を使って軽く押したり、円を描くようにマッサージします。
2.天突(てんとつ)
鎖骨と鎖骨の間にあるくぼみ。
のどの痛みや咳、痰に効果的なツボです。
喉の奥に向かって押すと苦しいので、鎖骨の裏側に向かって軽く押すか、あたためます。
3.風池(ふうち)
後頭部と首の境目より少し上のあたり。
風池という文字の通り、体内に入ってきた風の邪気が「池」のように溜まる場所です。
風池の周辺を中心に、下から上に持ち上げるような感じでやさしくさすってあげましょう。
4.風門(ふうもん)
首を前に倒した時にある、大きなでっぱりのある骨から、下に数えて二つ目の突起の骨。
そこから左右外側に指2本分の位置。
風邪による頭痛や肩こりなど筋肉のこわばりに効果的です。
風(かぜ)の門(もん)と書く通り、風邪の出入り口=門と考えられています。
軽く指の腹で押すか、カイロなどで温めてあげましょう。
5.大椎(だいつい)
首を前に倒した時、えり首のところに飛び出す骨のすぐ下のあたり。
風邪による悪寒の症状を和らげるために、この大椎や風門を温めるとよいでしょう。
カイロやドライヤーを使用して温める方法がおススメです。
参考文献
「図解 よくわかる東洋医学」 稲田恵子 監修, 平馬直樹, 瀬尾港二 著 (池田書店)
「東洋医学のすべてがわかる本」 平馬直樹, 浅川要, 辰巳洋 監修 (ナツメ社)
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