「学校の英語の成績は良かったのに、外国の人と話そうと思ったらちっとも通じない。」それは、多くの日本人が、日本語なまりの発音で日本の習慣や文化だけを基に、英語でコミュニュケーションを図ろうとしているから。単語一つ一つがきちんと発音できても、文章にすると英語のリズムになっていなかったり、日本人同士で話をする時のように遠回しな言い方をしてみたり。それでは通じないのが当たり前。
英語学習のスタートは、早ければ早いほど良いです。英語習得能力はsensitive period(敏感な時期)である0〜6、7歳を過ぎると格段に落ちると言われています。大人になってからでは無理というわけではありませんが、歳を重ねると共にネイティブレベルの英語習得が困難になるのは確かです。なぜなら、歳をとると同時に母国語である日本語が確立し、新しく外から入り込もうとする他言語は、まず日本語で理解され、その理解をもとに整理整頓されるシステムになります。また、大きくなれば周囲の目も気になり、思いっきり発音の練習をしたりすることも難しくなります。脳の発達の問題以外にも、言語習得を妨げる要因が出てくるわけです。
日本語がまだ確立していない赤ちゃんは、日本語は日本語、英語は英語で理解しようとします。赤ちゃんの脳には言語別フォルダーがあり、正しいフォルダーにきちんと収納されるため、言葉の違いに混乱することはありません。赤ちゃんには簡単に聞き分けられるけど、大人には聞き分けるのが難しい音だってあるのですよ。
言語を効率良く学ぶにはリラックスしていることが一番大事。外出したり、知らない人の前に行くと緊張してしまう子もいますが、そういう場合は、子どもが最大限の能力を発揮できません。できない事にも挑戦したいと思えるリラックスした環境を、私たちママが整えてあげることが大事です。子どもたちが生活し慣れた自宅は、英語学習に適した場所だと言えます。
「私は全く英語が出来ないので、せめて子どもには。」と願うママも多く、自分の下手な英語は聞かせてはいけないと思っている人も。意見は様々ですが、私の個人的な意見ではママが子どもと一緒に英語に触れてあげることはとっても大切なことだと思います。子どもはママと一緒に何かをすることが大好き! 発音の苦手なママが発音指導をしてしまうのは良くありませんが、普段の生活や遊びの中で英語を取り入れ、子どもたちの英語の世界を広げてあげましょう。
<参考著書>
Celce-Murcia, M., Brinton, M. D., Goodwin, M. J., & Griner, B. (2010). TEACHING PRONOUNCIATION (2 ed.). New York, NY, US: Cambridge University Press.
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バーコム 麻衣子 【週1回の北米オンライン留学『MAIS LEARNING』主宰】
記事テーマ
学校の英語の成績は『5』、だけど実際には英語が使えない。--どうして? 英語が話せて当然の時代を直前に、子どもの英語教育への興味は増す一方、不安や疑問も多いですよね。英語教育への理解を深め、将来本当に使える英語習得のためのポイントを、一人のママとして、英語講師として、お伝えします。お家で楽しく英語を学ぶアイディアも盛り沢山。