~私たちの体は私たちが食べた物でできています~
今回はうんちのお話です。
お食事中の方失礼いたします。
食べた物の栄養が小腸で吸収され、全身を流れる血液によって各細胞に運ばれ細胞の集まりである体が作られ、余分な物は尿や便として排出されます。
この流れがスムーズに最後まで出来て初めて「栄養が摂れる」といわれています。
「食べたら出す」大切ですね。
一般的に「よいうんち」は、色が黄色から茶色で、スルっとして柔らかいバナナのようなうんち。
「バナナうんち」は、バランスのよい食事をしていて、健康な腸内環境である理想的な「よいうんち」とされています。
「うんち」は大半が水分で、あとは、腸内細菌やその死骸、食べた物のカス、腸から剥がれた細胞などでできています。
うんちの状態をみれば、健康かどうかがわかるといわれます
うんちは健康のバロメーターです。
食べ物が口から胃に入り、小腸に運ばれ消化吸収され、大腸で余分な水分が吸い取られ「うんち」になります。
うんちを作る腸が元気で健康だと「良いうんち」ができます。
腸が元気で健康になるには、第2回目の記事の「まごわやさしいの食生活を始めましょう」でも記してありますが
腸内の善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)を増やすこと。
それは、「まごわやさしい」のお食事をしっかり摂ることです。
その中でも特に、豆、野菜、海藻、芋類などに多く含まれる食物繊維と
味噌、納豆、漬物といった発酵食品を意識されると善玉菌が優勢になり、腸が元気になります。
私たちの健康は腸が担っているといわれています。
腸は、胃から送られてきた消化物をさらに消化して栄養と水分を吸収したり、余分な糖分、老廃物など、からだに不要なものを排泄したり、
食事や呼吸で入ってきた細菌やウイルスなどから体を守る免疫機能のはたらきもしています。また、ビタミンの合成にも関わっているとされています。
健康になるためには腸を整えること。
食物繊維や発酵食品などの多い「まごわやさしい」の食事を心がけ、
早寝早起き朝ごはんの規則正しい生活を基本として、
しっかり睡眠をとり、
ストレスをためないような生活を目指していきましょう。
それが、
イコール
「バナナうんち」を作ります。
毎日「バナナうんち」で健康で綺麗で元気なママを先頭に、
いつも笑顔のニコニコ家族~
朝岡 ひろみ 【栄養士、食育指導士】
記事テーマ
栄養士、食育指導士の立場から、これから成長していくお子さんに「食に関する知識」と、「食を選択する力」をつけるためのアドバイスをさせていいただきます。ママが「食」についての知識をもっていただき、お子さんと一緒になって健康な体作りを目指すことでお子さんも元気で、ママはますます健康で綺麗な毎日を送ることにつながります。