私たちの身体は私たちが食べた物でできています。
私たちが食べた物は私たちの身体を動かす元になり、そして、血液になったり、筋肉になったり、皮膚になったり爪になったり髪の毛になったりとなるわけです。そしてそれは、これから5年後10年後そしてその先の基本となります。将来の自分や、子どもたちの身体が健康でいられるためには、いまからその基本を作る「身体を作る」ことが大切です。
以前の記事でもご紹介しましたが身体を車に例えると 車本体がたんぱく質、
車そのものがなければ、ガソリンやオイルを使うことができません。
まずはしっかりたんぱく質を摂ること。そして筋肉や骨を丈夫にすること。
魚、肉 大豆 大豆製品 卵などがたんぱく質の代表です。
※お野菜にもたんぱく質は含まれていますが、上記の食品のたんぱく質の含有量は野菜に比べるとはるかに多いです。
骨を丈夫にするにはもちろんカルシウム。小魚や海藻(昆布 わかめ ひじきなど)を摂取。
※インスタント食品や加工食品などには、カルシウムを奪ってしまう成分が多いので、食べすぎは注意が必要です。
バランスよく食べるコツは、
★ご飯のもの (主食)
★メインのおかず(主菜)
★野菜の煮物炒め物など(副菜)
最低3つの器があり、食品の色は赤色 黄色 オレンジ色 緑色 黄緑 白色
など、色をカラフルにする工夫をされるとバランスもよくなるかと思います。
みそ汁やスープなどの汁物もあるとさらによいでしょう。
「まごわやさしい」がおすすめです。
「身体を作る」そのとき同時に、「整え維持する」ことを忘れないでください。整え維持するためのコツは
★抗酸化力を高める
★腸内環境をよくする
の2つが大切だといわれています。
■抗酸化物質の豊富な食品
ビタミン、ファイトケミカル
たんぱく質が血液や筋肉や髪や内臓などを作る際に、ビタミンミネラルの働きがないと、それらはうまくできません。ファイトケミカルを多く含む食品は抗酸化作用が高くおすすめです。
■腸内環境を整えるには
以前の記事でもご紹介しました食物繊維をしっかりとることです。
悪玉菌ではなく、善玉菌を多く含む食品を摂ることも大切です。
たんぱく質、そしてビタミンミネラル、ファイトケミカルをとり
腸内環境よくして、抗酸化物質を積極的に摂る。
そしてプラスアルファとして
よい油の摂取を心がけることです。
おすすめは亜麻仁油(フラックスシードオイル)オリーブオイル エゴマ油、青魚などの油です。
また、運動不足は筋肉量が減少します。
適度な運動も少しは必要です。
また、身体が疲れきっているといい栄養も吸収されません。
睡眠をしっかりとることもよい身体をつくるには大切です。
未来の身体をつくりそれを整え維持して健康で綺麗で元気なママを先頭にいつもニコニコ笑顔の家族
みんな手を合わせて「いただきます」!
朝岡 ひろみ 【栄養士、食育指導士】
記事テーマ
栄養士、食育指導士の立場から、これから成長していくお子さんに「食に関する知識」と、「食を選択する力」をつけるためのアドバイスをさせていいただきます。ママが「食」についての知識をもっていただき、お子さんと一緒になって健康な体作りを目指すことでお子さんも元気で、ママはますます健康で綺麗な毎日を送ることにつながります。