私たちの身体は私たちが食べた物でできています。植物栄養素ってきいたことありますか?第7の栄養素=ファイトケミカルのことを別の言い方でこう呼ぶそうです。
現代の私たち日本人の周りにはたくさんの食べ物があふれているのに、実は栄養失調という人が増えているそうです。
食事はただ、お腹がいっぱいになればいいという食べ方ではなく、自分の身体にいいもの、自分の身体に栄養になるもの、、そういった観点で毎日のお食事ができるとさらに健康で元気な人が増えて楽しくなります。
自分の身体にいいもの?、栄養になるものって何でしょう。一言で「これ」っと言える物があれば嬉しいのですが、それは難しいです。第一回目の記事 「まごわやさしい」を参考にしていただくのも良いでしょう。現代人はかなりの野菜、果物不足と言われています。
※糖分の多い果物はほどほどにお願いします。
今回はこの不足といわれる野菜についてのお話をさせていただきます。
野菜、果物から得られる良いことは
■食事全体の摂取エネルギーを抑えられるので 肥満予防になります
■腸内環境を整えて便秘予防になります
■集中力がつき 穏やかになり、切れる子を減らします
■糖尿病 脳卒中などの生活習慣病の予防になります
■野菜や果物の摂取促進はガン予防にもなります
■老化を促進する活性酸素の発生を抑える働きがあり、いつまでも若くいられるといわれています
より多くの野菜 果物を摂取するには
■生の野菜は実はあまり量が摂れません。炒めたり 煮たり 蒸したりしてみましょう
■乾物をうまく利用しましょう。切干大根や ひじき などは買い置きもでき、季節を問わずいつでも食べることができます。また生のものに比べて乾物類はうまみ成分が凝縮されています
■野菜や果物を煮詰めてソーズやジャムにしておいたり、また、漬物にしておくと乳酸菌も一緒に摂れます
■お弁当は主菜が多くなりがちですが理想のお弁当は 3:2:1といわれます。
3が主食(米など) 2が副食(野菜など) 1が主菜(肉、魚など)この割合がバランスもよく野菜などがしっかり摂れます
野菜果物を毎日たべて健康で綺麗で元気な美肌のママを先頭に
いつもニコニコ笑顔の家族で みんな手を合わせて「いただきます」
朝岡 ひろみ 【栄養士、食育指導士】
記事テーマ
栄養士、食育指導士の立場から、これから成長していくお子さんに「食に関する知識」と、「食を選択する力」をつけるためのアドバイスをさせていいただきます。ママが「食」についての知識をもっていただき、お子さんと一緒になって健康な体作りを目指すことでお子さんも元気で、ママはますます健康で綺麗な毎日を送ることにつながります。