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活性酸素/2014年5月

活性酸素の働き

私たちの身体は私たちが食べた物でできています。

 

今回は活性酸素についてお話させていただきます

 

活性酸素は細菌やウイルスを退治する働きがあります。しかし、取りすぎると (大量に発生すると) 正常な遺伝子を傷つけ、元気な細胞を傷つけ、身体を酸化させます。身体をサビさせるのです。身体が酸化する、身体がサビるとは、老化を促進させるということです。

 

私たちの身体の活性酸素はどうやってできるのでしょうか。

活性酸素は呼吸したときに入る酸素の一部から発生します

 

私たちが生きていく以上、呼吸しているわけなので活性酸素を全くなくすことはできません。

活性酸素を増やしてしまう原因は?

活性酸素を過剰に発生させてしまう原因としては以下のことがいわれています。

 

睡眠不足、身体を冷やしたとき、甘いものや脂っこいものの食べすぎ、添加物や 薬の過剰摂取、激しい運動をしたとき、ストレスが長く続くとき、電磁波や農薬などの環境的な要因があったとき、喫煙、紫外線などがあげられます。

活性酸素が大量に発生すると身体は酸化し (身体がサビる) 老化へと進んでしまうわけです。

活性酸素を増やさない方法は?

活性酸素を大量に発生させないためにはどうしたらよいのでしょうか。

「スカベンジャー」といって活性酸素を除去する酵素などが私たちの身体の中には備わっていますが、それは20代がピークでそれ以降は減少していくといわれています。健康に元気に生活するためには毎日の食事で活性酸素を抑える働きのあるものを積極的に摂って身体を酸化させないよう気をつけることが大事です。

 

活性酸素を除去し酸化を抑えることを「抗酸化」といいます。 活性酸素を抑えるためには 「抗酸化作用の高い食品」を摂ることです。

抗酸化作用の高いものって

■緑黄色野菜 (人参 かぼちゃ、ピーマン ブロッコリー トマト にらなど) 

■ビタミンC (苺 アセロラ ピーマン  ブロッコリー ほうれん草など)

■ビタミンE (アボガド、アーモンド ごま ピーナッツ 大豆など)

■ポリフェノールなどのファイトケミカルのもの(大豆 緑茶 ブルーベリー ラズベリーなど) 

■にんにく にら しょうがなどの香味野菜 

 

また、抗酸化作用の合成に必要なセレンは亜鉛と一緒にとるとよいといわれています。

■セレン(のり ゴマ 玄米 いわし たまねぎなど)

抗酸化を意識して健康で元気で綺麗なママで

抗酸化作用の高いものを摂って活性酸素を除去して

健康で元気で綺麗なママを先頭に、

いつもニコニコ笑顔の家族みんな一緒に「いただきます~」

Mama's profile/プロフィール

朝岡 ひろみ

朝岡 ひろみ 【栄養士、食育指導士】

記事テーマ

いつまでも健康で元気で綺麗なママでいるために

栄養士、食育指導士の立場から、これから成長していくお子さんに「食に関する知識」と、「食を選択する力」をつけるためのアドバイスをさせていいただきます。ママが「食」についての知識をもっていただき、お子さんと一緒になって健康な体作りを目指すことでお子さんも元気で、ママはますます健康で綺麗な毎日を送ることにつながります。

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