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花粉症と食事/2014年4月

どうして花粉症になるの

私たちの身体は私たちの食べた物でできています。

 

くしゃみや鼻水、目のかゆみなどで辛そうにしている人をよくみかけるこの時期。昔はなかった花粉症。

 

単に花粉を取り込んでしまったから発症したということはなく、食生活の変化や、食品添加物や化学物質の過剰摂取、大気汚染や放射能、農薬、排気ガスなどの環境汚染。そしてストレス。これらが複雑に絡み合って花粉症に大きく影響しているのではといわれています。

 

今回は花粉症の予防などについて食の面からお話しさせていただきます。

花粉症の予防法は

花粉症を予防するために一番大事なことは、身体の免疫力を高めることです。そのためにはまず、腸内環境をよくすること。以前の記事でも書きましたが、腸は、免疫の大半を司っている器官。腸内環境をよくすれば、免疫力もあがります。

それには昔ながらの日本食はおすすめです。「まごわやさしい」の食事ですね。

花粉症を予防する効果的な食品

 花粉症に効果的な食品は以下の通りです。

 

★腸内環境をよくして免疫力を高める

ヨーグルトなどの乳酸菌、漬物、味噌や納豆などの発酵食品。

野菜全般、きのこ類 海藻類 大豆、大豆製品などの食物繊維。

 

★ビタミンA C Eは免疫力を上げる代表的な栄養素です。

食品ですと 緑黄色野菜、果物、大豆、大豆製品、ナッツ類など。

 

 ★皮膚や粘膜を強くする

βカロチン (人参、かぼちゃなどの緑黄色野菜)、大豆や大豆製品、根菜類(レンコン、ごぼう 人参など)。

 

★ポリフェノールを多く含む野菜

ポリフェノールはヒスタミンの放出を抑制する働きがあります。また、抗酸化作用も期待できます。

緑黄色野菜や大豆や大豆製品、甜茶、ペパーミントティー など。

 

あと、アレルギー症状を抑える働きのある青魚もおすすめです。

花粉症のときには控えたい食品

★高タンパク、高脂肪のもの

(脂の多いお肉や卵などのたんぱく質の摂りすぎは、消化酵素の分泌が追いつかず分解が不十分のまま吸収されるとアレルギーになりやすいです。また、腸内の悪玉菌を増やすことになるので腸内環境が悪くなり免疫力も低下します。

 

★ケーキ、アイスクリームなどの甘いお菓子

(食べすぎは白砂糖の過剰摂取となり、たんぱく質の摂りすぎ同様、腸内の悪玉菌を増やすことになるので腸内環境が悪くなり免疫力も低下します)

 

★ハム、ソーセージ、唐辛子、こしょう、アルコール

(過敏症を高めてしまいます)

 

★小麦粉

(アレルギー反応を促進させるといわれています)

花粉症を吹き飛ばして健康で元気で綺麗なママを目指しましょう

腸内環境を整え、免疫力を高め、インスタント食品や加工食品に注意して、健康で元気で綺麗なママを先頭に、いつも笑顔のニコニコ家族で、みんな手を合わせて「いただきます~」

Mama's profile/プロフィール

朝岡 ひろみ

朝岡 ひろみ 【栄養士、食育指導士】

記事テーマ

いつまでも健康で元気で綺麗なママでいるために

栄養士、食育指導士の立場から、これから成長していくお子さんに「食に関する知識」と、「食を選択する力」をつけるためのアドバイスをさせていいただきます。ママが「食」についての知識をもっていただき、お子さんと一緒になって健康な体作りを目指すことでお子さんも元気で、ママはますます健康で綺麗な毎日を送ることにつながります。

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