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夏は血液サラサラで健康で綺麗で元気に~/2013年7月

夏になると私たちの体はどうなるのでしょう

今年も暑い夏がやってきました。

この時期は一年の中でも一番汗をかきます。

汗をかくことは、体にとっていいことですが、多量に汗をかくことで、体の水分量が減って血液の流れが悪くなります。

また、エアコンのあたりすぎで体が冷えて血液の流れが悪くなります。

さらに、

暑さでの食欲低下により栄養不足を招いたり、冷たい飲み物の摂りすぎで体を冷やしたりします。

 

血液は栄養素と酸素を全身に届け、そして

疲労物質や老廃物や二酸化炭素を回収します。

 

また、全身をめぐっているのは血液だけではなく

リンパ液も、老廃物を回収する役割があります。

 

リンパ液は筋肉の収縮の助けをかりてリンパ管を流れます。体が冷えて筋肉が硬くなると、リンパの流れも悪くなります。

 

血液とリンパ液は、どちらも、夏はめぐりが悪くなる時期なのです。

体が冷えるとどうなるの?

栄養がすみずみまで届かないので、顔色が悪くなったり、髪の毛にツヤがなくなったり、

また、うまく老廃物が回収されないと、足がむくんだり、頭痛がしたり、便秘になったり 疲れやすくなったり 風邪をひきやすくなります。

血液がスムーズに循環されていないと、胃や腸などの臓器の働きも鈍くなります。

血液の循環をよくする栄養素・食品は以下の通りです

■血行促進効果のある 「ビタミンE」

■余分なナトリウムを排出して水分のバランスを整える「カリウム」

■コレステロールや中性脂肪を減らす効果のある 「さば さんま いわしなどのEPAやDHA」

■血管、内臓や筋肉の構成材料となる「たんぱく質」

■赤血球のヘモグロビンの構成成分で酸素を運搬する「鉄」

■血中のコレステロールなど余分な物を吸収して排出してくれる「食物繊維」

などは、血液のめぐりをよくして、血管をしなやかに丈夫にしてくれる、働きがある栄養素です。

食品ですと、

アボカド、とうがん、たまねぎ にんにく ごま、さば、さんま、いわし、大豆、まぐろ、かつお、こんにゃく、ごぼう、レンコン、豆類、イモ類、海藻類などがあげられます。

食品以外の循環をよくする方法

 例えば、ゆっくりお風呂に入る。

ストレッチやマッサージをする。

しっかり睡眠をとる。

水分(ミネラルウオーターや麦茶)を定期的に摂る。

適度な運動をする。

エアコンなどの温度設定に注意して、冷えすぎないようにする、

などが挙げられます。参考にしてください。

暑い夏、冷えから体を守っていつも元気な毎日を~

ママもお子さんも、冷えすぎから体を守り、

この夏も、

いつも健康で綺麗で元気なママを先頭に、

ニコニコ笑顔の家族で過ごせることを目指しましょう。

Mama's profile/プロフィール

朝岡 ひろみ

朝岡 ひろみ 【栄養士、食育指導士】

記事テーマ

いつまでも健康で元気で綺麗なママでいるために

栄養士、食育指導士の立場から、これから成長していくお子さんに「食に関する知識」と、「食を選択する力」をつけるためのアドバイスをさせていいただきます。ママが「食」についての知識をもっていただき、お子さんと一緒になって健康な体作りを目指すことでお子さんも元気で、ママはますます健康で綺麗な毎日を送ることにつながります。

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