乳幼児期に適しているのは、どのような英語教材でしょうか? 主に、歌やチャンツ、会話などが入っているCDやDVD、それに関連するテキスト、英語の絵本、音がでるおもちゃ、カード類などが挙げられるかと思います。それらはお勉強としてではなく、楽しく触れて遊ぶようなものが多いでしょう。
現在、日本には多くの英語教室・英語教材出版会社などがあり、様々な教材を提供しています。それぞれの教材は、非常によく考えられた素晴らしい内容のものが多く、どの教材がよいかというご判断は、ママがどのようなスタイルでお子様と一緒に、こども英語に触れていきたいかということに大きく左右されます。
初めてこども英語に触れるママとお子様にお勧めなのが、一般に売られているテキスト付きの英語歌CDです。歌は、主にマザーグースという英語文化圏でよく歌われている童謡、もしくは乳幼児向けにアレンジされたものになるでしょう。
高い教材を買う前に、まずは気軽に英語に触れられる環境がつくることができ、こども英語とはこういうものだと実感できることが、このような教材のメリットです。こども向けの英語ということで、でてくる単語や文章は、ママが学校で習った英語とは全く違うものも含まれています。「へ~、こうやって表現するのね!」と新発見されるママも沢山いらっしゃいます。
テキストはお子様と一緒に見て楽しんだり、ママが歌詞を覚えたりし、CDにあわせて歌を歌ったり、かけ流したりと様々な楽しみ方がリーズナブルにできます。
その後、英語教室に通うことを決めたり、英語教材のセットを購入したりするということで、無理なくこども英語への取り組みが進んでいくでしょう。
英語教室に通っている方は、すでに決まった教材を購入している場合が多いかと思います。その場合は、ぜひご自分のお手持ちの教材をフル活用していただき、レッスンで学んだことをしっかりお家で復習するとより効果がでます。
英語教室のテキストはどの教室においても、年間のカリキュラムなどを考慮してとてもよくつくられており、成長が進むにつれて段階的にレベルがアップしていきます。1年の始まりや入会した時に、まとめて教材を購入するため、今後1年のレッスンでどのようなことをするのか予測することもできます。
お手持ちの教材だけで十分だと思いますが、もし他の教材を買うようでしたら無理のない量のものにしましょう。教材は使ってこそ意味があるので、沢山の教材に埋もれてしまってはママもお子様も負担になってしまいますので。
英語教材会社が出版しているセット販売やシリーズ販売のこども英語教材も、皆様ご存知ではないでしょうか。
購入後はサポートがある教材も多いですが、主にお家でママが主導して教材をすすめていくという流れになります。通常、一括で払うと高額になる場合が多いので、時間をかけてゆっくり購入を決めましょう。また、サンプルのCDやDVDで実際にどのようにレッスンを進めるのか確認したり、実際に体験ができるようであればぜひ体験をしていただきたいと思います。
特にセット販売の教材は、一度買うとずっと使用していくケースが多いので、その教材を使用しているお友だちに話を聞いたり、その教材を使用しているママのブログや口コミを参考にしたりして、ご自分がどのようにお子様と英語に触れていきたいのかをしっかり考えていただきたいと思います。
このような教材のメリットは、しっかりとしたカリキュラムの下で、確実におうちでママと英語に触れていく環境を作れるということです。もちろんお子様が一人で英語に触れる機会もあるでしょうが、できるだけ「ママと一緒」を重視してCDを聞いたり、DVDを見たり、ハッピーえいご時間を過ごしていただければと思います。
英語教育は、お家での取り組みがとても重要になってきます。どのような教材を使用するとしても、ママとお子様が楽しく一緒に遊びながら英語に触れていくことを継続できれば、無理なく英語に親しんでいくことができるでしょう。
いまい ちなつ 【こども英語講師 】
記事テーマ
乳幼児期はママと一緒に楽しんで英語に触れあえる絶好の機会です。遊びが学びのこの時期に、えいご時間を取り入れてみませんか? 英語が苦手なので…英語教育って難しそう…そう思っていらっしゃるママでも、お気軽にこども英語に触れていただくアドバイスやこども英語情報をお届けいたします。親子で一緒に楽しくハッピーえいご時間を過ごしてみましょう!