ママと一緒にハッピーえいご時間ということで、未就学児のお子様がママとの絆を大切にしながら楽しく英語に触れて欲しいというメッセージを込めて記事を書かせていただいております。
各ご家庭のペースにあわせて無理なく英語に取り組むことで、英語に継続して触れることができ、その積み重ねによりお子様は英語を沢山吸収し、アウトプットがでてくるようになります。
日々英語に触れる中では、なかなか英語教育の目標を考えるというのは難しいですが、日頃の英語に触れるモチベーションにもつなげるために長期目標と短期目標を設定してみましょう。
英語教育をなさる上で、お子様に将来どのようになってほしいかというイメージをお持ちになることは大切です。これは、必ずしもお子様を強制して押し付けるためのものではなく、方向性をしっかり見定めておくことが重要だと考えております。
お友だちが英語教室にいきはじめたから私たちも行かなくちゃ! 今乳幼児期の英語がブームでそろそろ私たちもやっとかないとまずいかしら? 沢山宣伝の手紙が届いて、英語やらなきゃという気になってしまった!というような焦りは禁物です。
はじめるきっかけとしてはよいのかもしれませんが、ぜひご家庭の方針ありきでお考えいただきたいと思います。
長期的な目標としては、
将来英語に抵抗のないようにとりあえず英語に親しんでほしい
英語をとにかく話せるようになってほしい
仕事で英語を使いこなせるようになってほしい
しっかりとした内容を話したり書いたりしてほしい
ネィティブのような発音で海外で英語を使って暮らせるようにしたい
など色々なお考えがあるかと思いますが、その大きい軸を定めて、日々のえいご時間を過ごしてみると、目先のことだけにとらわれずよい効果があるでしょう。
短期目標として「~という単語やフレーズをいえるようになる」「~ができるようになる」という目標も子どもの今の英語の状態がわかるのでよいでしょう。例えば、今週または今月は、~をテーマに、XXという単語やフレーズがいえるようになるというのをおうちの中で設定して取り組んでみるのもよいでしょう。
そして、英語教室やプレスクールにお通いの方は、通常、教育目標や到達目標というものが各スクールにあり、定期的にそれが達成されているかスクールで確認するでしょう。
ただここで注意したいのは、大人に比べると子どもは、大変吸収がよくすぐ英語の発音を真似たりできますが、それと同時に忘れるのも早いものです。例えば、「How are you?という問いに対し、I’m fineといえるようになる」という目標を設定したとしても、それは1回達成したからといってもう練習しなくてもいいわけではなく、その後何回も何回もしっかり定着するまで質問を繰り返すことで定着をしていきます。
今日やったことは明日やる、明日やったことは明後日やるという感じで、繰り返しを積み重ねていくことでそれがより深くまで浸透し吸収されていきます。
絵本も何度も何度も、覚えてしまうぐらいに読み込んでみましょう。お子様が興味を失ってはいけないので、毎日読まなくても定期的に読むようにすると、お子様もだんだん絵本の言葉を読めるようになって(耳から聞こえてくる音によっても)それが自信にもつながってきます。
そして、お子様が発話をしたり歌を歌ったら、同じようにママも歌ってみるとお子様はとても嬉しい気持ちになります。例えばBrown Bear Brown Bear What do you see?と読めたら、ママも大げさにこのフレーズをいってみた後にwow! Good job! などと褒めてみてもいいかもしれません。
ぜひハッピーえいご時間の中で日々繰り返しを続け、将来こどもたちが英語を使って社会で活躍する姿を想像してみてくださいね。
いまい ちなつ 【こども英語講師 】
記事テーマ
乳幼児期はママと一緒に楽しんで英語に触れあえる絶好の機会です。遊びが学びのこの時期に、えいご時間を取り入れてみませんか? 英語が苦手なので…英語教育って難しそう…そう思っていらっしゃるママでも、お気軽にこども英語に触れていただくアドバイスやこども英語情報をお届けいたします。親子で一緒に楽しくハッピーえいご時間を過ごしてみましょう!