乳幼児期の英語教育と聞くと、みなさんどのようなイメージをお持ちでしょうか? 「楽しそうでぜひやってみたい」という方もいらっしゃる一方で、「英語はあまり得意ではないので。。。」「発音があまりうまくないので。。。」といったお声をよく聞きます。
乳幼児期の英語習得は、ママが「教え込む」ことではなく、ママが環境を整え一緒に楽しんでいくことが大切です。いわゆるお勉強としての英語がお得意でなかったとしても、発音に自信がなかったとしても、ママが一緒に楽しむ姿勢があれば、それで大丈夫なのです。
各年齢によって内容は異なってきますが、歌、絵本、ゲームなどを通した遊び、語りかけを親子で楽しんでやってみましょう。英語教室などに通われている方は、3,4歳になるとお母様と一緒ではなく1人でレッスンに参加するお子様が多くなりますが、ぜひお家でママと一緒に英語に触れる時間を大切にしていただきたいと思います。
そして、お休みの日には、パパ、おばあちゃん、おじいちゃんも巻き込めば、英語の楽しい輪が広がり、素敵なハッピーえいご時間を過ごすことができるでしょう。
赤ちゃんは大人の話し声やたくさんの音を聞き、時期が来れば少しずつ話すようになり、次第に文字を読んだり書いたりするようになります。0~6歳の時期は、主に英語で聞き取る力を養い、話すことが楽しいというモチベーションを高める時期です。読み書きも少しずつスタートするお子様もいらっしゃるかもしれませんが、聞くこと、話すことをより重要視するとよいでしょう。
この時期は、無理に英語を押し付けて英語嫌いになってしまわないように、自然に楽しくえいご時間を過ごすことがポイントです。
乳幼児期は、英語を勉強としてではなく遊びの延長として楽しめるとても貴重な時期です。卓上の勉強とは、全く違う角度で英語を吸収することができます。
英語と日本語では、音域や発音などに大きな違いがあり、小さい頃から英語に触れていると、2ヵ国の言葉の基礎をつくることができます。
英語に対する抵抗があまりない時期に、英語が好きという気持ち、英語で遊ぶのは楽しいという気持ちを沢山積み重ねていくことで、お子様のなかには確実に英語に対するポジティブなイメージができあがっていきます。
世界には、多言語を話す人が数えきれないほどいます。私自身もアメリカで暮らしていた時に、そのような人たちを多く見てきました。そして、彼らの周りには小さい頃から自然に多言語の環境がありました。日本においては、色々な制限もあるかもしれませんが、その中でも無理のない範囲で英語に触れていくことがその後の英語習得にとても大きな影響を与えるでしょう。
いまい ちなつ 【こども英語講師 】
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乳幼児期はママと一緒に楽しんで英語に触れあえる絶好の機会です。遊びが学びのこの時期に、えいご時間を取り入れてみませんか? 英語が苦手なので…英語教育って難しそう…そう思っていらっしゃるママでも、お気軽にこども英語に触れていただくアドバイスやこども英語情報をお届けいたします。親子で一緒に楽しくハッピーえいご時間を過ごしてみましょう!