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1~3歳のハッピーえいご時間/2013年11月

言葉に興味を持ち、まねをするのが大好きな時期

前回の記事では、0~1歳のお子様を持つお母様へのアドバイスを書かせていただきましたが、今回は1歳(特に1歳後半)~3歳ぐらいのお子様を対象にお話しさせていただきます。 

 

ママとの絆がしっかり育まれて、自我が芽生えてくるこの時期。お子様は、言葉に興味を持ちはじめ、周りの大人や友だちが言ったことを繰り返しまねをして言葉を発する楽しさを味わっていきます。英語も日本語も関係なく、聞いた音をまねっこしてくれる時期でしょう。日々の生活の中から、言葉を吸収していきますので、生活の中で興味を持つことを取り上げて英語を導入していきましょう。

 

例えば、女の子はお買いものごっこ・お人形ごっこが好きだったり、男の子は乗り物に関連することに興味を持ったりもしますよね。それぞれのお子様で興味も違ってくると思いますので、お子様のことを一番よくわかっているママがぜひ環境つくりをしてみてくださいね。

 

また、言葉の発達と同時に、歩けるようになる頃から体を動かすことがより活発になっていきます。音楽にのってダンスをしたり、外で駆け回ったり、お子様のやりたいこと、好きなことを沢山させてあげましょう。動作を伴う単語も沢山ありますし、walk, run, hop, jump, turn aroundなど指示語を使ってみたり、公園の遊具で遊びながら英語を語りかけてみましょう。歌は、お子様が英語のリズムをつかむのにとてもよい働きをするので、ママも楽しく歌を歌ってみましょう。

インプットは大切にしながら、発話を促しましょう

0~1歳は特にインプットを重視しましょうというお話を前回いたしましたが、少しずつ言語能力が発達してくるこの時期は、インプットを大切にしつつ発話も積極的に促していきましょう。インプット、つまり「聞く」ことを沢山おこなうことが次の「話す」こと、アウトプットにつながっていくので、前提としてインプットは欠かせません。と同時に、言語に興味を持つこの時期は発話を促す絶好のチャンスでもあるのです。

 

日本語を使って英語を言わせるのではなく、“It’s an apple! Apple! ”とママが英語で語りかけをすることで、お子様は少しずつ英語の発話に興味を持っていくでしょう。やらせる・言わせる、ではなくて、一緒にする・言ってみるということを大事にしましょう。もちろん完璧に言えている必要はなく、英語の抑揚をとらえていれば次第に言えるようになりますので、少し間違えても褒めてあげるという繰り返しでお子様は英語を自然に自分のものとしていくでしょう。

 

0~1歳前半ではママからの一方向の語りかけや読み聞かせを楽しんでいたお子様が、段々しっかりしてきて自分を表現しようとしたり、一緒に活動しようとしてくれるようになります。引き続き、マザーグースのCDやカラフルな絵本を活用して、ママとの絆を大事にしながら英語に触れていきましょう。

 

お子様がメロディーを口ずさんだら、ママも歌詞付で口ずさんでみたり、自分で絵本を選べるようになったら、沢山ほめてあげてくださいね。

 

毎日継続していくのはなかなか難しいことですが、意識的に時間をつくっていくと英語に触れることが日常の一部になっていきますので、無理のない範囲でぜひハッピーえいご時間をお過ごしください。

Mama's profile/プロフィール

いまい ちなつ

いまい ちなつ 【こども英語講師 】

記事テーマ

親子で楽しくハッピーえいご時間

乳幼児期はママと一緒に楽しんで英語に触れあえる絶好の機会です。遊びが学びのこの時期に、えいご時間を取り入れてみませんか? 英語が苦手なので…英語教育って難しそう…そう思っていらっしゃるママでも、お気軽にこども英語に触れていただくアドバイスやこども英語情報をお届けいたします。親子で一緒に楽しくハッピーえいご時間を過ごしてみましょう!

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