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ベビーカールール/2015年1月

年の初めに

2015年は雪のちらつく中はじまりました・・・今年初めての新聞に興味深い内容があったのでご紹介させてください。

朝日小学生新聞が折りこみで入っており、その中の記事に「ベビーカーを気持ちよく使うには?」という内容がありました。小学生がこの題に対し、意見をあげる内容でした。

「ベビーカー専用車両をもうける。」「ベビーカー専用スペースをもうける。」「ベビーカーを利用する人は、周囲に声かけをする。」など、意見は様々。どれも、なるほど。なるほど。と関心してしまう意見ばかりでした。

幼い頃から、このように社会に目を向け、どのようにしたらお互いが快適に過ごせるかを考える機会を作ることはとても大切なことですね。電車など、公共の乗り物に乗る際、ついゲームをしたり、本を読んだりして時間を過ごしがちです。たまには、自分の手元から視線をあげて、周囲の様子を観察する時間を作る工夫が大切です。社会に興味、関心をもち、自分の考えをもつよう、ママとして声かけをしたいと感じます。

ベビーカー利用の方と同車両に乗り合わせたら・・・自分はどう感じるのか。周囲はどう感じているのか。自分は何をすればいいのか・・・そんなことを考えることが、マナーを身につける最短の方法だと思います。

ママとして何をする?

新聞記事の中に、「ベビーカーが邪魔」ではなく、「ベビーカーで外出するのは大変」と考えるとお互い思いやれる。という意見がありました。ベビーカーを利用するママとして心強い意見ですね。「お互いに」という言葉がとても大切だと思うのです。利用する側も、マナーとルールを守ることが大切です。

国交省が、電車やバスではベビーカーを折りたたまなくていいとする、「ベビーカー利用にあたってのお願い」及び「ベビーカーマーク」を公表しました。子どもを抱っこしなおして、ベビーカー片手に乗り物に乗らなくてもよくなったという便利な一方、場所をある程度とってしまうのは事実。通勤、通学時間帯をさけたり、電車などは、混雑している車両をさけたりなど、ママとしての周囲への思いやりが大切となるのではないでしょうか。

小学生の考えといい、ベビーカールールといい、ママとして外出への勇気をもらいますね。外へ出て、多くの刺激を受けることは、ママとしてもお子様にとってもきっと素敵な経験。

勇気をもって外へ出てみると、お子様への悩みや、感じていたストレスも軽減するかもしれません。

お子様との楽しいお出かけをぜひしてみてはいかがでしょうか。

Mama's profile/プロフィール

滝澤 雅子

滝澤 雅子 【マナー講師】

記事テーマ

元CAのマナーの知恵袋

日本の女性は、特にママのマナーは、世界に誇れるほど気遣いが出来ています。素敵に生活するコツを「知恵袋」としてお伝えしていきます。少しのコツを一緒に学び、日々の生活を美しく変えてみませんか。

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