今年もあとわずかとなりましたね。年末、年始は人と会う機会も増え、挨拶する機会が多くなる季節。ママにとって人付き合いはとても大切な仕事です。気持ちよく年を越すためにも、人間関係の基礎となる「挨拶」を見直してみませんか。
ママになると、妻としての関係にプラスして人間関係の輪が広がっているのを感じませんか?お子様がプレゼントしてくれたママという人間関係。大変なこともありますが、せっかくのこのご縁。大切に育むと、心強いママ友だちの輪がひろがりますよ。
人間関係を作り上げる原点の「挨拶」。
どうすれば「挨拶美人」になるのかを、お伝えしたいと思います。
挨拶はコミュニケーションの基本です。
人と接する際、第一印象が大切とよく言われます。会話の第一印象は「挨拶」。言葉、動作、表情で相手に自分の思いを伝えるものです。
挨拶をしなかったり、返事をしないと、相手は「軽んじられている」と感じてしまうものです。仲良くなりたいと思っても、スタートの挨拶がきちんとしていなければ、関係は先には続いていかないものです。慣れていないと挨拶をすることは、勇気のいることかもしれません。挨拶の大切さと、挨拶は相手に同様に伝わるかを知ると、少し積極的にしてみようと感じませんか?
人間関係を豊かに、深くするための大切なこと。ママ友だちは、お子様を通じてのご縁だからこそ、深い関係を作り上げないと相談や悩み事を打ち明けられる心許せる関係にはなれません。ママ友だちを良い関係にするも、悪い関係にするも自分次第のところは多々あるのではないでしょうか。
挨拶の習慣は一生の宝となります。
なぜ大切なのか。挨拶しなければ、相手はどのように感じるのか。挨拶をしないと自分は相手にどのように映るのか。。。このポイントを常に意識しましょう。
「あいさつ」という言葉は、
あ・・・あかるく、アイコンタクト
い・・・いつも
さ・・・さきに
つ・・・つづけて
この4ポイントを心がけるとグッと素敵になります。中でも、なかなか行動にするのが難しいのが、「さ」と「き」。
先に、続けて挨拶をすることがとても大切です。挨拶は先手必勝。必ず自分からするようにしましょう。お子様にも自分から挨拶をする習慣を教えてあげるのはいかがでしょう。
「挨拶」の「挨」には、心を開くという意味があり、「拶」には心に近づくという意味があります。心を開いて近づく行為ですから、挨拶をすることにより、積極的にあなたに近づきたいという気持ちがきっと伝わります。
ママ友だちは子どもが作ってくれたご縁。ネットワークを持っていると、いざという時に心の支えになってくれるのもママ友だち。素敵な挨拶からのママ関係を作ってはいかがでしょうか。
滝澤 雅子 【マナー講師】
記事テーマ
日本の女性は、特にママのマナーは、世界に誇れるほど気遣いが出来ています。素敵に生活するコツを「知恵袋」としてお伝えしていきます。少しのコツを一緒に学び、日々の生活を美しく変えてみませんか。