冬の足音がきこえるこの頃、年末年始と何かと忙しい季節が近づいてきましたね。クリスマス、お正月、忘年会、新年会・・・イベントが多いのもこの時期。お子様連れのママは、お外でのイベントよりも各自の家でのパーティーなど多いのではないでしょうか。
ちょっとしたポイントをおさえると、いつもの遊びに来てくれる・・・という感覚から「おもてなし」へと変化することができすよ。
せっかくのイベントシーズン、お子様と一緒に楽しんで思い出をたくさん作りませんか。
皆さまのご自宅に招待することになったら、まず、皆さまにお知らせをしましょう。「さっき会ったばかりだし・・・」 「会ったときに話せばいいわ・・・」とつい友だちだから改めて連絡することはないと考えがちではないでしょうか。
メール、ラインなどいろいろなお知らせ方法があるので、ぜひ、口での約束だけではなく、「何時くらいにいらしてね。」と一言でいいのでお知らせをすることをお勧めします。このお知らせひとつで、伺う方は、わくわくとして楽しい気持ちになるものです。忙しい日々だからこそ、時間や日時の確認にもなります。わくわくをプレゼントするのも、ホステス役として大切な役割です。
おもてなしの観点から、掃除のポイントは4つ。
玄関
トイレ
おもちゃ
ゴミ箱
このポイントを通常の掃除にプラスして気をつけてみてください。グッと、おもてなし感が出るポイントです。掃除にプラスして、イベントにあった飾り付けをするのもこのポイントにすると見栄えがしますよ。
第一印象はとても大切! お家の第一印象を決めるのは、玄関。お掃除をしたら、リースなどの飾りつけをしておもてなしをしましょう。
一緒に香りを楽しむのもお勧めです。アロマのキャンドルを玄関に置いたり、手軽なものとしてはルームスプレーなどがあります。人が第一印象に感じるのは、視覚、聴覚、嗅覚その他です。嗅覚も日頃とは違ったものにするとおもてなし感がアップします。
おもちゃは、このような時に掃除と整理をしましょう。1歳未満のお子様の場合は、おもちゃを口に運ぶことも考えられるので、掃除をしつつ誤飲しないように小さいおもちゃは隠しておくなどの配慮が必要ですね。
トイレにも小さな置物やリースを飾るのをお勧めします。お子様と一緒だと、何かと忙しく落ち着かないこともあります。トイレは少し静かにできる時間。日頃忙しいママにもイベントを感じてほしいので、このポイントを演出してみてはいかがでしょうか。
事前の準備をしておくと、ホステス役のママも楽しめますよ。
お招きしたホステス役も楽しまないといけません。
おしぼりを用意しておく、軽食を用意しておくなど、飲み物はカウンターにセットしておいてセルフサービスにする・・・何よりのおもてなしは、「来てくれてありがとう。」「一緒の時間を過ごせて嬉しいわ。」という気持ちを伝えることが大切。一人、忙しく食事の用意や片付けに追われていては、招かれた側も心から楽しめません。
皆さんとの時間を楽しんで!
今年のイベントシーズン。健康に気をつけて楽しい時間を過ごしてくださいね。
滝澤 雅子 【マナー講師】
記事テーマ
日本の女性は、特にママのマナーは、世界に誇れるほど気遣いが出来ています。素敵に生活するコツを「知恵袋」としてお伝えしていきます。少しのコツを一緒に学び、日々の生活を美しく変えてみませんか。