夏の旅行シーズン前に、旅先でストレスなく楽しむためのパッキングを紹介したいと思います。
仕事柄、旅支度は鍛えられてきました。最低限の洋服や日常品でいかに快適に過ごすか・・・。機内では、多くのご家族との出会いにより、賢いママの素敵な旅行の方法を垣間見てきました。今回は、機内で出会った賢いママの知恵と、CA経験からの知恵について紹介したいと思います。
荷物を小分けにする時、布製の袋を使ってみてはいかがでしょうか。
雑貨屋さんなどで、かわいい袋は見つけられます。海外でお土産などにこのような袋をプレゼントするのも喜ばれるのではないでしょうか。
私はベトナムでよく購入しています。
お子様のお気に入りのおもちゃ、おむつ、着替え1回分も袋に1まとめにします。これは、機内に貴重品と共に持ち込む分です。機内での持ち込む荷物の大きさ個数は制限がありますので、布などのかさばらない袋に小分けしておき、すぐに取り出せるよう準備しておきましょう。
おむつは飛行機会社によっては、機内にも用意されています。お子様の肌に合わないメーカーなどもあるかと思いますので、まずは、ご自身のお子様にあうおむつを利用するとトラブルがないかもしれませんね。
働いていた時、機内にファーストフード店でもらえるおもちゃを持ち込んでいるお母様がいらっしゃいました。お子様が飽きない工夫は、ママとして頭を抱えるとことですよね。家にあるおもちゃは、大きなサイズが多く持ち歩くには、かさばるサイズ・・・。
機内で出会ったお母様のように、ファーストフード店などでいただいたおもちゃは、軽くて、小さくて、子ども心をくすぐるアイテムが多いんです。絵本、塗り絵などのアイテムに一つ加えるといいかもしれませんね。
布製袋を、ご主人様や自分のパッキングにも利用しましょう。飛行機などに荷物を預けるとき、想像以上に乱暴に扱われるのが現状です。
布製の袋がクッションの代わりとなり、化粧水などの割れものなどを破損から守ってくれます。袋がない場合は、クッション袋を利用するのもいいですよ。四角のクッションの形が鞄にしまいやすく、旅先で足がむくんだ時などクッションの代用品としても使えます。
旅先でお酒などの瓶類を購入した場合、ぜひ靴下に入れて持ち帰ることをお勧めします。
私は、ワインが大好きでよく購入していました。タオルや洋服などで瓶の周囲を保護するのですが、見落としがちなのが瓶の底。
瓶の底部分から損傷することもあるんです。私は、この瓶の底損傷で、何度泣いたことでしょう・・・ある有名な運輸会社の方に荷物の梱包の話を伺ったところ、瓶類などは、底部分に損傷を受けると、底が抜けてしまいダメージが大きくなると聞きました。
旅先でお酒などの瓶類に出会い、持ち帰りたい時は、靴下に入れてから布などの間にパッキングをしてみてください。できれば、先ほどお話ししたように、洋服のクッションに守られると尚いいかもしれませんね。靴下にすっぽり入れると、きちんと瓶底も保護されて損傷しにくいようです。一度お試しください。
いかに宿泊先での時間をリラックスできるかは、旅を楽しむポイントの一つだと思います。旅とは、いろいろな事を感じたり、経験をして自分が思っている以上に刺激を受けて疲れているもの。宿泊先を、自分の過ごしやすいようにセットすると特に女性はリラックスできますよ。
例えば、お化粧する際の道具を一式ひとまとめに袋に入れ、宿泊先の洗面スペースに家と同じようにセットします。その際、まとめて入れてきた袋を近くに置くか、私はその袋をトレーのように下にひき、その上に化粧品を準備していました。
帰宅の際は、下にひいた袋にまとめていれることにより、片付け時間が短縮。片付けが楽だと、それだけで旅の後味が良いもの。今年の夏のご旅行にぜひお試しください。
滝澤 雅子 【マナー講師】
記事テーマ
日本の女性は、特にママのマナーは、世界に誇れるほど気遣いが出来ています。素敵に生活するコツを「知恵袋」としてお伝えしていきます。少しのコツを一緒に学び、日々の生活を美しく変えてみませんか。